ヴォーレン-マイスターシュヴァンデン鉄道の車両
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2018/07/19 04:18 UTC 版)
「BDWM交通」の記事における「ヴォーレン-マイスターシュヴァンデン鉄道の車両」の解説
開業時には、車軸配置Bo'Bo'のBDe4/4 1I号機と車軸配置Bの2軸単車Be2/2 11号機の2両の電車が、翌1917年に車軸配置Bo'Bo'の電気機関車Ee4/4 51号機が用意されて貨物列車の運行されていたが、その後1926年にBDe4/4 2I号機が増備されてEe4/4 51号機を置き換え、以降は貨物列車の牽引も全て電車が使用されている。 客車は開業時に3等1両、3等/荷物合造1両のいずれも2軸デッキ付客車が用意され、その後スイス国鉄から3等2軸車1両を購入、1948年には軽量構造の2軸ボギー車C4 25-26形2両が増備されている。また、貨車は2軸有蓋車のみ計9両を保有していたが事業用車に改造されたものを除いて1974年までに全車廃車となっている。 1966年の電化方式の変更後は通称BAV-Triebwagenと呼ばれるスイス標準軌私鉄共通仕様の電車であるBDe4/4 1II-2II形と同形の制御客車Bt 11号車、予備機としてゼンゼタル鉄道から購入した1938年製のBDe2/4 3形が用意され、旅客列車と貨物列車の牽引に使用され、貨物列車の牽引と入換用としてEm2/2 101-102形とEm4/4 151形が使用されていた。 電気機関車Ee4/4形(旧形式Fb4/4形) ディーゼル機関車Em2/2 101-102形 Em4/4 151形 電車BDe4/4 1I形(旧形式CFe4/4 1I形) Be2/2 11形(旧形式Ce2/2 11形) BDe4/4 2I形(旧形式CFe4/4 2I形) BDe4/4 1II-2II形 BDe2/4 3形 Ce1/2 1I-3I形(後のCe2/2 1I-5I形)、ブレンガルテン-ディーティコン鉄道開業時の様子、1902年 ヴォーレン駅に停車中のCe2/2 1I-5I形が牽引する列車、1912年 1969年以降ブレンガルテン-ディーティコン鉄道の主力形式であったBDe8/8形 部分低床式のブレンガルテン-ディーティコン鉄道Be4/8形 BDWM交通の現在の主力機であるABe4/8形 ブレンガルテン-ディーティコン鉄道の1435mm軌間での貨物列車牽引機であるEm2/2 103形 旧ヴォーレン-マイスターシュヴァンデン鉄道のBDe4/4 2号機、現在では鉄道車両保存団体が保有、運行している
※この「ヴォーレン-マイスターシュヴァンデン鉄道の車両」の解説は、「BDWM交通」の解説の一部です。
「ヴォーレン-マイスターシュヴァンデン鉄道の車両」を含む「BDWM交通」の記事については、「BDWM交通」の概要を参照ください。
- ヴォーレン-マイスターシュヴァンデン鉄道の車両のページへのリンク