5歳未満児死亡率とは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 同じ種類の言葉 > 社会 > 社会一般 > 死亡率 > 5歳未満児死亡率の意味・解説 

5歳未満児死亡率

【英】:UM5R, Under 5 Mortality Rate

出生時から5歳になる日までに死亡する確率で、出生1,000人当たり死亡数であらわす。国際的に小児死亡をみる指標として、乳児死亡率IMRと共に国際比較用いられるUNICEF世界子供白書によると2006年世界5歳未満死亡数は970万人とされ史上1000万人を割った。これは1960年比べる60%の低下となる。日本では4であり、世界全体では72である。後発開発途上国では142先進工業国では6ほどの相違がある(2007)。国連ミレニアム開発目標では、2015年までに5歳未満児死亡率を3分の1減少することが掲げられている。世界5歳未満死亡のうち40近く生後28日以内におきている。主要な原因肺炎下痢疾患新生児感染症早産出生時窒息死マラリア、はしかなどがある。2000年始まった全世界的なはしかの予防接種キャンペーンで、世界全体で約68%、アフリカでは90%以上、はしかによる死亡低下したMDG第4目標達成するためには、貧困飢餓削減MDG第1目標)、妊産婦保健の向上(同第5目標エイズマラリアその他の主要疾患対策(同第6目標)▽必要な医薬品恒常的な供給(同第7目標)—など、多分野での行動促進が必要としている。(神原咲子

参考資料世界子供白書 2008 Executive Summary




5歳未満児死亡率と同じ種類の言葉


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「5歳未満児死亡率」の関連用語

5歳未満児死亡率のお隣キーワード

GIS

GOARN

HAART

HIV

IAVI

ICPD

5歳未満児死亡率

検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



5歳未満児死亡率のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
日本国際保健医療学会日本国際保健医療学会
Copyright (C) by Japan Association for International Health. All rights reserved,2025.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS