魚類の赤血球壊死症ウイルス [Erythrocytic necrosis virus (ENV) of fish]
原因ウイルスはリンホシスチス病ウイルスによく似たイリドウイルス科のウイルスと考えられている。その形は一般に直径310-360nmのきわめて大きい正二十面体でDNAウイルスとされるが、太平洋沿岸のサケなどにみられたウイルスの大きさは直径が190nmであり、大西洋ニシンのそれはさらに小さく、直径が146nm以下であったという。このようにこのウイルス病の病原体は数種あるとも考えられるが、まだそのウイルスが分離されていないので性状も確定していない。
魚類の赤血球壊死症ウイルスと同じ種類の言葉
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