鬼ヶ島工業高校
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大食い甲子園の優勝経験を持つ、強豪校の一つ。「体育会系」的な考え方の多い大食い部の中でもかなりの典型例で、練習メニューも名物の「百食喰い」をはじめ根性を試すようなものが多い。組織だった大応援団を持つ。部員の数も多く上下関係もかなり厳しく、1年生は大食い練習には参加させて貰えずに立って部歌を歌うのみ。「瀬戸内海の海の幸、津山盆地の山の幸、吉備津の釜で煮立たせて、煮立たせて、食うが鬼工大食い部」という部歌を持つ。 大江島(おおえじま) 鬼ヶ島工業高校(鬼工)大食い部監督。試合のアドバイスでただ「飛ばせ」としか言わないなど指導には粗さが目立つ。桃高相手に「胃祭りにあげてやる」などと言いながら首を掻っ切るジェスチャーをしたりと、ガラも悪い。が、邪道食いをした部員を除名処分にするなど、プレイスタイルは正々堂々を貫いている。自身も鬼工大食い部出身。 毒島(ぶすじま) 鬼工大食い部OBで、元プロフードファイター。早食いの名手で、通称「ターボ毒島」。大江島の2年後輩で、「ターボ毒島」という名前は大江島が名付けた。 鬼工大食い部入部当初から圧倒的な実力と自主練習を欠かさない態度で注目され、2年生でキャプテンに就任。全国大会準優勝を果たした。高校卒業後すぐプロデビューしたが伸び悩み、結果を出せず引退。その後は大食いチャレンジの賞金で生計を立てる賞金稼ぎとなっていた。しかし早味との親子丼勝負に敗れ、逃げるように姿を消した。 大江島は「高校からすぐプロになるのではなく、大学に行ってもっと胃を鍛え、試合の駆け引きを学んでいたら一流になれたと思う」と述べており、素質がありながら進路を間違ったことを残念がっていた。
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