高松CIE図書館
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1948年(昭和23年)8月13日、香川県高松市南新町47の旧池田屋ビルに設置された。1階が新聞・雑誌閲覧室で、2階に図書閲覧室と児童室、事務室が設けられていた。開館時間は火・木曜日が13時から21時、水・金・土曜日が9時から17時で、日・月曜日は休館であった。1951年(昭和26年)2月から正式に登録制による館外貸出が開始された。歴代の図書館長は エレン・ボイラン、M.ローソン。 1952年5月、高松アメリカ文化センターに改称されたが、予算削減のため1953年(昭和28年)10月に閉鎖となった。その後、香川県教育委員会社会教育課に移管され、1953年(昭和28年)10月14日に香川県日米文化会館(香川県立図書館の分館)として再開した。 香川県だけでなく徳島県にも分館があり、1950年(昭和25年)12月に徳島市立内町小学校(現そごう徳島店所在地)に高松CIE図書館徳島分館が開設された。蔵書数は2000冊で、そのほか雑誌、パンフレット、レコード、電蓄などを所蔵していた。1952年(昭和27年)4月にアメリカ文化センター徳島分館となり、同年6月からは徳島公園内の元駐留米軍宿舎「スキャップホテル」を使用していたが、7月に徳島市立図書館となった。
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