風よ雲よ光よとは? わかりやすく解説

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風よ雲よ光よ

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/10/21 05:21 UTC 版)

風よ雲よ光よ 仙台市民歌
/花のまち仙台 仙台音頭
ダ・カーポ/原田直之シングル
A面 風よ雲よ光よ 仙台市民歌
B面 花のまち仙台 仙台音頭
リリース
規格 EP盤
ジャンル 市民歌音頭
レーベル 日本コロムビア
作詞・作曲 風よ雲よ光よ‥作詞:佐藤久美、補作詞:宗左近、作曲・編曲:服部克久
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風よ雲よ光よ」(かぜよくもよひかりよ)は日本政令指定都市の1市で、宮城県県庁所在地である仙台市1989年平成元年)に市制100周年および政令指定都市移行を記念して制定した市歌である[1]。作詞・佐藤久美、補作・宗左近、作曲および編曲:服部克久

解説

仙台市の市歌としては1931年昭和6年)に河北新報社が選定し市に寄贈した「仙台市民歌」(作詞・佐々木青、作曲・堀内敬三)が存在していたが[1]、戦後は1番の歌詞が軍国主義を想起させるとして忌避され、公的な行事での演奏が行われなくなった[2]。そのため、1989年(平成元年)の市制100周年および政令指定都市移行を記念して新「仙台市民歌」を制定することが企図され河北新報社が企画・制作、仙台市が協賛する形で歌詞の一般公募が行われた。作曲は依頼により服部克久が手掛け、ダ・カーポの歌唱で日本コロムビアEP盤を製造している。

EP盤では表題が「風よ雲よ光よ 仙台市民歌」とされているが“代替わり”ではなく従来の「仙台市民歌」も廃止に至らず存続しているため、現在は新旧2曲が市歌として並立する状態となっている。にもかかわらず、両曲とも市のサイトでは紹介されていない。

なお、1969年(昭和44年)には市制80周年記念歌「かがやくあゆみ」(作詞・木沢長太郎、作曲・福井文彦)、また1977年(昭和52年)には組曲「仙台讃歌」(作詞・山本太郎、作曲・宍戸睦郎)がそれぞれ作成されているが[1]、現在では「仙台讃歌」が民間のコンサートで取り上げられるのみとなっている。

参考文献

出典

  1. ^ a b c 中村(2002), pp95-96
  2. ^ “仙台市の歌はあるの!?”. リビング仙台 (仙台リビング新聞社). (2009年8月11日). http://www.sendailiving.jp/special/detail.php?cid=1&pid=316 2015年7月20日閲覧。 

関連項目




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