音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIEとは? わかりやすく解説

Weblio 辞書 > 辞書・百科事典 > 百科事典 > 音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIEの意味・解説 

音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIE

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/07/04 23:52 UTC 版)

『音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIE』
P-MODELスタジオ・アルバム
リリース
録音 Studio WIRESELF
cooshin-an
SOYUZ DataFact
ジャンル テクノポップ
ロック
レーベル CD版:MAGNET/TESLAKITE
MP3版:ケイオスユニオン/TESLAKITE
プロデュース P-MODEL
P-MODEL アルバム 年表
VIRTUAL LIVE1 Live at Roppongi S-KEN Studio 1979
1999年
音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIE
(1999年)
VIRTUAL LIVE2 Live at Shibuya Nyron100% 1980
(1999年)
平沢進関連のアルバム 年表
救済の技法
1998年
音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIE
(1999年)
賢者のプロペラ
2000年
テンプレートを表示

音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIE』(おんがくさんぎょうはいきぶつ ピー・モデル・オア・ダイ)は、日本の音楽グループP-MODELの12枚目のアルバム。オリジナルアルバムとしては「培養」宣言(活動休止)前最後のアルバムとなった。

概要

1999年にP-MODEL・平沢進は活動20周年を迎えその記念として「音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIE」という一大プロジェクトを開始、MP3を使いインターネットでさまざまなイベントが行われた。そのイベント中に最新アルバムもMP3で発売されることになる。

まずMP3配信の障害となるため、P-MODELおよび平沢進はそれまで所属していた日本コロムビアを離脱し、日経ネットナビのウェブサイトにP-PLANTを立ち上げ、MP3配信を行なった。また、パソコンを所持していないリスナーもいるため、インディーズレーベルのMAGNETよりCDが発売された。

2015年11月25日に再発売された。

収録曲

  1. 論理空軍 - Logic Airforce
    • 作詞・作曲:平沢進/編曲:P-MODEL
    PVはモニターテレビのついた飛行機(平沢曰くユンカース)にメンバーが搭乗し、レコード会社を爆撃する内容となっている。このPVは同名のDVDにも収録されている。
    2009年のインタラクティブ・ライブ「点呼する惑星」の1曲目に演奏され、同じ飛行機にAstro-Hue!が搭乗した映像が使用された。
    2014年の平沢進×核P-MODELのライブ「HYBRID PHONON」でも演奏された。
    2021年のノン・インタラクティブ・ライブ「24曼荼羅」にて1日目の2曲目に演奏された。
    P-PLANT CD Vol.1』には、P-PLANTでサンプルとしてMP3配信されていたデモバージョンが収録されている。
  2. ローレシア - Lauretian
  3. 回収船 - Recovery Ship
    • 作詞・作曲:平沢進/編曲:P-MODEL
    2019年1月14日に行われた核P-MODELライブ「回=回」追加公演の1曲目として演奏された。
  4. Moon Plant-Ⅱ
    • 作詞・作曲:平沢進/編曲:P-MODEL
    元々「Moon Plant(のちにMoon Plant-I)」が収録される予定だったが、あまりにも平沢ソロ的すぎるとして没になり、こちらのバージョンが収録された。「I」は1999年10月29日に「アンケートウェア」としてフル・ヴァージョンが公開され、2000年リリースのヴァリアス・アーティスト作品『World Wide Kind』、2002年リリースの『太陽系亞種音』にも収録された。
  5. Heaven 2000
    • 作詞・作曲:小西健司/編曲:P-MODEL
    Perspective』収録の楽曲「HEAVEN」を基に、4-Dの楽曲「After Dinner Party」の手法が用いられている。両曲は発表された1982年当時から類似点が指摘されていた。
    2016年6月8日にSoundCloudにて、小西、福間、元P-MODELメンバーであり、4-D mode1メンバーでもある横川理彦の3人により『Heaven3000 -Yokogawa-Mix』が配信された。なお、サビの「Heaven 2 1000」は英語で歌われているが、本アレンジではドイツ語で歌われている。
  6. Ancient Sounds
    • 作詞・作曲:小西健司/編曲:P-MODEL
  7. Rehash
    • 作詞・作曲:小西健司/編曲:P-MODEL
  8. Waste Cabaret
    • 作詞・作曲:平沢進/編曲:P-MODEL
  9. Mind Scape
    • 作詞・作曲:小西健司/編曲:P-MODEL
  10. DUSToidよ歩行は快適か? - DUSToid
    • 作詞・作曲:平沢進/編曲:P-MODEL
    核P-MODELのライブ『トーキョー・ビストロン』でも演奏された。
    後に平沢ソロ『突弦変異』でリメイクされ、その後のライブではそちらのバージョンで演奏されている。
    2013年にはインタラクティブ・ライブ「ノモノスとイミューム」で演奏された。
    2023年には『HYBRID PHONON 2566』東京公演において演奏された。その際、アレンジは『突弦変異』のものであったがP-MODELの曲として扱われた。

参加ミュージシャン

外部リンク


「音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIE」の例文・使い方・用例・文例

Weblio日本語例文用例辞書はプログラムで機械的に例文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIEのお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIEのページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの音楽産業廃棄物〜P-MODEL OR DIE (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
Tanaka Corpusのコンテンツは、特に明示されている場合を除いて、次のライセンスに従います:
 Creative Commons Attribution (CC-BY) 2.0 France.
この対訳データはCreative Commons Attribution 3.0 Unportedでライセンスされています。
浜島書店 Catch a Wave
Copyright © 1995-2025 Hamajima Shoten, Publishers. All rights reserved.
株式会社ベネッセコーポレーション株式会社ベネッセコーポレーション
Copyright © Benesse Holdings, Inc. All rights reserved.
研究社研究社
Copyright (c) 1995-2025 Kenkyusha Co., Ltd. All rights reserved.
日本語WordNet日本語WordNet
日本語ワードネット1.1版 (C) 情報通信研究機構, 2009-2010 License All rights reserved.
WordNet 3.0 Copyright 2006 by Princeton University. All rights reserved. License
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
「斎藤和英大辞典」斎藤秀三郎著、日外アソシエーツ辞書編集部編
EDRDGEDRDG
This page uses the JMdict dictionary files. These files are the property of the Electronic Dictionary Research and Development Group, and are used in conformance with the Group's licence.

©2025 GRAS Group, Inc.RSS