韓家軍・水軍
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/24 23:41 UTC 版)
「大水滸シリーズの登場人物」の記事における「韓家軍・水軍」の解説
梁紅玉 (岳飛伝)無為軍で隠居していた葉春の姪。男勝りな性格で自警団を指揮する。美貌の持ち主で武術や馬術は修めているが、周囲から甘やかされたため自己中心的な面がある。韓世忠には当初反発していたが、やがて慕うようになり妻となる。本人の希望と秦檜の思惑から南宋の交易船団を任され、日本との交易に従事する。 航海で遭難した際に梁山泊の張朔に救助されたことから夫婦仲は破綻。監禁ののち、梁山泊水軍と開戦した韓世忠と別離して再び日本への航海に出る。瀬戸内を荒らしていたところに炳成世(へいせいせい)と出会い、彼と組んで日宋間の交易を開始する。 陳武 (岳飛伝)葉春の弟子。無為軍で漁船の造船に携わる。軍は嫌いだが船造りに情熱を燃やしており、葉春の薦めもあって南宋水軍の造船所を差配する。梁紅玉に惚れて働き出した王清と親しくなり、彼が出ていく際は自分の鑑札を渡して便宜を図ってやった。無為軍の造船所が壊滅した後は、新たに象山へ建設された造船所で造船を指揮する。 白光 (岳飛伝)韓世忠が雇った忍び。一党を率いて諜報活動などに従事する。梁山泊水軍が持つ水路図の奪取や青蓮寺への接触役も担当していたが、劉正によって捕縛・処断される。秦檜の命により李師師への牽制として行った宮中襲撃事件の犯人に仕立て上げられた。 丁彦 (岳飛伝)南宋水軍の将校で韓世忠の副官を務める。韓世忠には目をかけられていたが、梁山泊戦での敗北後に秦檜の命令で韓世忠を拘束する。以後は上級将校の一人として夏悦の下で船隊を指揮する。 郭知了 (岳飛伝)南宋水軍の将校。韓世忠の下で船隊を指揮する。韓世忠の更迭時には秦檜の命令で丁彦と共に韓世忠を拘束した。 夏悦 (岳飛伝)更迭された韓世忠に代わる南宋水軍の総帥として、許礼の推薦を受けて選ばれた将校。額に横一文字の刃傷がある。堅実な性格で陳武と組んで水軍の再建を開始する。
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