青森桟橋とは? わかりやすく解説

青森桟橋

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/14 06:33 UTC 版)

青函連絡船」の記事における「青森桟橋」の解説

開設当初連絡船着岸岸壁はなく、連絡船は数100m沖に錨泊し、小蒸気船や艀が、後に建設される、最も南側位置した車載客船車両渡船岸壁建設当初は第2岸壁戦後は第1岸と呼ばれた)の向かい側付近にあった第2船入澗に着岸していた。ここは青森駅至近のため、1898年明治31年)、当時青函航路経営していた日本郵船と、青森に至る鉄道経営していた日本鉄道共同築造したもので、国鉄連絡船開設当初日本郵船共用で、国鉄は西と南側岸壁使用した。しかしここだけでは狭隘なため、1908年明治41年5月青森駅駅裏貨物専用の艀岸壁として第1船入澗も完成させ、艀岸壁客貨分離行った1910年明治43年)には第2船入澗南側食堂併設連絡船待合所設けた1914年大正3年12月開始され鉄道車両車運丸による車両航送用の桟橋は、この第1船入澗内に木製門構え鋼製用いて建設された。1921年大正10年1月、西防波堤一部完成を受け、防波堤内に係船浮標設置し比羅夫丸型で運航される客便の1便・2便に限りここに係留した1923年大正12年12月15日からは、一部完成した車載客船車両渡船岸壁南側から2番目、建設当初は第1岸壁戦後の第2岸壁呼ばれた)を先行使用する形でようやく直接着岸可能となった

※この「青森桟橋」の解説は、「青函連絡船」の解説の一部です。
「青森桟橋」を含む「青函連絡船」の記事については、「青函連絡船」の概要を参照ください。

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