青少年の深夜外出規制に関する規定
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 03:48 UTC 版)
「青少年保護育成条例」の記事における「青少年の深夜外出規制に関する規定」の解説
青少年の深夜外出規制に関する規定は、詳細の差異こそあれ条文に盛り込まれており、基本的には以下のような内容になっている。 保護者は特別な事情がある場合を除き青少年を深夜に外出させてはならない 保護者の指示や同意・その他正当な理由が無い場合、青少年を深夜に連れ出したり同伴させたり留め置いてはならない(罰則規定付き) ただし「深夜」に関する定義は、都道府県で大きく異なっている。東京都や福岡県など、殆どの自治体では労働基準法第6章の規定なども考慮し、23時から翌日4時までとしているが、広島県では23時から翌朝6時までと、この時間帯を長めに取っている県もある。沖縄県では22時から翌日4時までと、逆に夜の規制始めを早めている。 特に厳しく規制しているのは大阪府で、16歳未満については規制始めを更に早くし、20時からとしている。更に19時以降に終演する場合は、保護者同伴でなければ入場できない。このため大阪市に本拠地を置くアイドルグループ・NMB48は、該当するメンバーを劇場公演に出す場合、開始時刻を夕方にして20時までに帰路につけるようにする『薄暮公演』を行うことが多くなっている。また別のAKB48姉妹グループが活動する名古屋市のSKE48や新潟市のNGT48では、愛知県や新潟県が規制終わりを「日の出の時刻」に設定しているため、夏至の頃は朝4時半過ぎに規制解除となる一方、冬至の頃は朝7時頃まで規制が続く。
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