電気系要素と各系要素との対応と等価回路とは? わかりやすく解説

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電気系要素と各系要素との対応と等価回路

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/08/13 21:05 UTC 版)

等価回路」の記事における「電気系要素と各系要素との対応と等価回路」の解説

機械振動系、音響系電気回路として表す方法は、アーサー・エドウィン・ケネリーによって考案されこの手法は各分野に拡がった。 電気回路素子機械系、音響系、熱系、磁気系では、以下のようにパラメータ対応している。ただし、表中に示すとおり物理単位対応しないので、異なる系を直接的に連結させることはできない。なお、本項では表記混同避けるため、電気系電圧を v {\displaystyle v} 、運動の速度を u {\displaystyle u} とする。 これらの対応関係用いて電気回路動作解析設計手法を各系に取り込むことができる。 電気系回路素子と他の系との対応電気系直線運動系回転運動系音響系伝熱磁気電圧 v {\displaystyle v} (V) 力 f {\displaystyle f} (N) トルク τ {\displaystyle \tau } (Nm) 音圧 p {\displaystyle p} (N/m2) 温度 T {\displaystyle T} (K) 起磁力 F {\displaystyle {\mathcal {F}}} (A) 電流 i {\displaystyle i} (A) 速度 u {\displaystyle u} (m/s) 角速度 ω {\displaystyle \omega } (rad/s) 体積速度 U {\displaystyle U} (m3/s) 熱流量 Q {\displaystyle Q} (W) 磁束 ϕ {\displaystyle \phi } (Wb) 電荷 q {\displaystyle q} (C) 変位 x {\displaystyle x} (m) 回転角 θ {\displaystyle \theta } (rad) イナータンス M A {\displaystyle M_{A}} (kg/m4) - - - - インダクタンス L {\displaystyle L} (H) 質量 M m {\displaystyle M_{m}} (kg) 慣性モーメント I {\displaystyle I} (kgm2) 容積 W {\displaystyle W} (m3) - - - - 静電容量 C {\displaystyle C} (F) コンプライアンス C m {\displaystyle C_{m}} (m/N) 回転コンプライアンス C θ {\displaystyle C_{\theta }} (rad/Nm) 音響コンプライアンス C A {\displaystyle C_{A}} (m5/N) 熱容量 C t h {\displaystyle C_{th}} (J/K) - - 電気抵抗 R {\displaystyle R} (Ω) 機械抵抗 R m {\displaystyle R_{m}} (Ns/m) 回転機抵抗 R θ {\displaystyle R_{\theta }} (Nms/rad) 音響抵抗 R A {\displaystyle R_{A}} (Ns/m5) 熱抵抗 R t h {\displaystyle R_{th}} (K/W) 磁気抵抗 R {\displaystyle {\mathcal {R}}} (A/Wb)

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