雪鬼編
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 09:22 UTC 版)
白怒火 典膳(しらぬい てんぜん) 出羽の国久保田藩具足奉行。打込式鎧櫃より発射される筋骨拡充具足「天功丸(てんこうまる)」を瞬着する。 徳川勝利を祝う奉納相撲にて覇府お抱えの力士に打ち勝った権九郎を許さず、奉納相撲の観客・関係者共々皆殺しにした。その後、怨身忍者となった六花(雪鬼)と対峙するも敗北。潔い言葉で果てようとするが、それを許さなかった雪鬼の怨身忍法・飛州おろしの寒風を浴びて、肉を削ぎ落され、生ける骸骨と化す。 雪鬼が初めて怨身した際には、彼が投げつけた槍を吸収している。 作中で最初に拡充具足を着装した人物。天功丸はひとたび着装すれば五年は寿命が縮むとされており、典膳の寿命は残り少なかった。 武御雷丸(たけみかづちまる) 白怒火典膳が呼び寄せた覇府お抱えの力士。対戦相手を手も触れることなく真っ二つにする神業で神君家康の威光を知らしめようとした。外見は巨躯の力士だがその実態は生き甲冑を纏った「剥き人」で、開閉腹部の中から太刀を振るい相手を斬っていた。 久保田領の6名の浪人 奉納相撲にて武御雷丸の神通力を見て志を萎えさせた刹那、阿修羅丸の一言と、その相撲を見て意気を取り戻す。その夜、白怒火典膳の逆賊狩りによる仕官の誘いに喜々として従おうとするが、相手が阿修羅丸と知って翻意し、白怒火典膳に立ち向かい全員死亡。
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