雪の王国シャンティア
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 04:03 UTC 版)
「映画 トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!」の記事における「雪の王国シャンティア」の解説
本作品の舞台となる国。辺り一面雪に覆われ、国内には洋の東西を問わず様々な国の建造物が建っている。 実際にはシャロンが得た力によって生み出した仮初めの国であり、本来のシャンティアは遙かな古代に栄えていた国であったが、約1万3000年前に彗星が衝突したことにより跡形もなくなり滅亡した。このため現代のシャンティアはシャロンとホワン以外の人間等の国民は存在していない。 シャロン 声 - 松本まりか シャンティアの王女。「笑顔あふれる国」を理想として掲げ、女王として戴冠式を執り行うべく、まなつたちを始めとする様々な人を招待していた。また、同じく女王を志すローラとも親しくなり、グランオーシャンの現状を聞いたことでローラの幸せを願って指輪を渡している。 その正体は上述の通り滅んだ超古代国家の王女で、自らが女王に即位する日に彗星が接近、両親である国王夫妻によって地下に避難させられており、地上に戻ると滅んでしまった国の惨状を見て絶望、そのまま降りしきる雪に覆われて絶命した。しかし彗星から分かれた隕石に込められていた不思議な力によって現代に蘇ることになる。そして、どのような手を使ってでも国を再生させようと、隕石によって得た力を用いて新たに国を興し、招待した客を国民にしようと計画、客人が国を離れようとした際に国を氷で閉ざし人々を閉じ込めてしまう。 物語終盤で力が尽きようとする中、ラメールがシャロンから教えてもらった、かつてのシャンティアで広く歌われていた国の歌を歌うのを聞き心を動かされる。そして、ブロッサムからシャロンの心の花であるスノードロップが現在も「春を告げる花」として花を咲かせていることと、それに込められた花言葉に「希望」がある事を告げられ、またラメールがシャンティアの歌を世界中に広め未来にも伝え続けていくと約束したのを聞いて、ラメールにその意志を託して消滅した。 ホワン 声 - 楠木ともり、井上ほの花 シャンティアに住む精霊。戴冠式に人々を招待するため様々な国に飛んで行っている。複数の個体によって文字を表現するなど意志を伝えることが可能なほか、自らが持つ力によってコートなど様々な物を生み出すことが可能。また個体同士で思念が繋がっており、シャロンもそれを通じて離れた場所の人物の動静を知ることができる。 雪の怪物 声 - 高橋伸也 シャロンの力によって生み出された怪物。プリキュア達はこの怪物と戦うが、シャロンの持つ力によって何度でも再生する。 雪の大怪獣 物語終盤でシャロンによって生み出された怪獣。トロピカル〜ジュ!プリキュアによるプリキュア・ハートシャイニングオーケストラによって倒され、消滅する。
※この「雪の王国シャンティア」の解説は、「映画 トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!」の解説の一部です。
「雪の王国シャンティア」を含む「映画 トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!」の記事については、「映画 トロピカル〜ジュ!プリキュア 雪のプリンセスと奇跡の指輪!」の概要を参照ください。
- 雪の王国シャンティアのページへのリンク