陪塚
陪塚
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 21:42 UTC 版)
名称形状規模特徴榊山古墳(造山第1号墳) 円墳もしくは前方後円墳 後円部径約40メートル 馬形帯鈎が出土。その他、神獣鏡や銅鈴等も出土。 造山第2号墳 方墳 一辺約40メートル 周濠が存在。外堤上に埴輪列を伴い、100体以上の埴輪が出土。 造山第3号墳 円墳か? 径約30メートル 造山第4号墳 円墳もしくは前方後円墳 墳丘の長さ約55メートル 墳丘端から円筒埴輪、形象埴輪(家形・短甲形)が出土。 千足古墳(造山第5号墳) 前方後円墳(帆立貝形古墳) 墳丘の長さ約75メートル 3段築成。九州北西部の装飾古墳に類似した初期の横穴式石室をもつ。石室内に直弧文の刻まれた石障がある。 造山第6号墳 円墳 径30メートル 横穴式石室をもつ。 ※第5号墳(帆立貝形古墳の千足古墳)は初期の横穴式石室が主体であり、円墳の1基から初期の須恵器や陶質土器が出土していることを考え合わせると、陪塚(ばいちょう・ばいづか)と考えられているこれらの6基の古墳群は、造山古墳と築造時期が異なる古墳を含み、陪塚とするのは適切ではないとみられている。 榊山古墳(造山第1号墳) 造山第2号墳 造山第3号墳 造山第4号墳 千足古墳(造山第5号墳)
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