陪塚とは? わかりやすく解説

ばい‐ちょう【陪塚/陪×冢】

読み方:ばいちょう

主人の墓に伴う従者の墓の意》大きな墓のそばにある小さな墓。副葬品納めるだけのものがある。ばいづか


ばい‐づか【陪塚】

読み方:ばいづか

ばいちょう(陪塚)


陪塚

読み方:バイチョウ(baichou)

古墳のそばに造られ小さな古墳

別名 陪冢


陪塚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/02/09 08:17 UTC 版)

陪塚(ばいちょう・ばいづか、陪冢とも)は、日本古墳時代に築造された古墳の様式。

大型の古墳とともに古墳群をなす小型の古墳であり、なおかつ大型の古墳と同一の時代に、その周囲に計画的に付随するように築造されたとみなされるものを指す。中心となる大型の古墳に埋葬された首長の親族、臣下を埋葬するもののほか、大型の古墳の埋葬者のための副葬品を埋納するために築造されたものもあると考えられている。


陪塚

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/02 21:42 UTC 版)

造山古墳 (岡山市)」の記事における「陪塚」の解説

名称形状規模特徴榊山古墳造山第1号墳円墳もしくは前方後円墳 後円部径約40メートル 馬形帯鈎出土。その他、神獣鏡鈴等も出土造山第2号墳 方墳 一辺40メートル 周濠存在外堤上に埴輪列を伴い100体以上の埴輪出土造山第3号円墳か? 径約30メートル 造山第4号円墳もしくは前方後円墳 墳丘長さ55メートル 墳丘端から円筒埴輪形象埴輪家形短甲形)が出土千足古墳造山第5号墳) 前方後円墳帆立貝形古墳墳丘長さ75メートル 3段築成。九州北西部装飾古墳類似した初期横穴式石室をもつ。石室内に直弧文刻まれた石障がある。 造山第6号円墳30メートル 横穴式石室をもつ。 ※第5号墳(帆立貝形古墳千足古墳)は初期横穴式石室主体であり、円墳の1基から初期須恵器や陶質土器出土していることを考え合わせると、陪塚(ばいちょうばいづか)と考えられているこれらの6基の古墳群は、造山古墳築造時期異な古墳含み、陪塚とするのは適切ではないとみられている。 榊山古墳造山第1号墳造山第2号墳 造山第3号造山第4号千足古墳造山第5号墳)

※この「陪塚」の解説は、「造山古墳 (岡山市)」の解説の一部です。
「陪塚」を含む「造山古墳 (岡山市)」の記事については、「造山古墳 (岡山市)」の概要を参照ください。

ウィキペディア小見出し辞書の「陪塚」の項目はプログラムで機械的に意味や本文を生成しているため、不適切な項目が含まれていることもあります。ご了承くださいませ。 お問い合わせ


英和和英テキスト翻訳>> Weblio翻訳
英語⇒日本語日本語⇒英語
  

辞書ショートカット

すべての辞書の索引

「陪塚」の関連用語

陪塚のお隣キーワード
検索ランキング

   

英語⇒日本語
日本語⇒英語
   



陪塚のページの著作権
Weblio 辞書 情報提供元は 参加元一覧 にて確認できます。

   
デジタル大辞泉デジタル大辞泉
(C)Shogakukan Inc.
株式会社 小学館
日外アソシエーツ株式会社日外アソシエーツ株式会社
Copyright (C) 1994- Nichigai Associates, Inc., All rights reserved.
ウィキペディアウィキペディア
All text is available under the terms of the GNU Free Documentation License.
この記事は、ウィキペディアの陪塚 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。 Weblio辞書に掲載されているウィキペディアの記事も、全てGNU Free Documentation Licenseの元に提供されております。
ウィキペディアウィキペディア
Text is available under GNU Free Documentation License (GFDL).
Weblio辞書に掲載されている「ウィキペディア小見出し辞書」の記事は、Wikipediaの造山古墳 (岡山市) (改訂履歴)、王塚古墳 (神戸市) (改訂履歴)、両宮山古墳 (改訂履歴)、仁馬山古墳 (改訂履歴)、壇場山古墳 (改訂履歴)、室宮山古墳 (改訂履歴)、太田天神山古墳 (改訂履歴)、能褒野王塚古墳 (改訂履歴)、白鳥古墳 (平生町) (改訂履歴)、島泉丸山古墳 (改訂履歴)、宝来山古墳 (改訂履歴)、大仙陵古墳 (改訂履歴)、コナベ古墳 (改訂履歴)、女狭穂塚古墳 (改訂履歴)、雲部車塚古墳 (改訂履歴)、西陵古墳 (改訂履歴)、作山古墳 (改訂履歴)、男狭穂塚古墳 (改訂履歴)、行燈山古墳 (改訂履歴)、網野銚子山古墳 (改訂履歴)、大鳥塚古墳 (改訂履歴)、明合古墳 (改訂履歴)、摩湯山古墳 (改訂履歴)、夫婦塚古墳 (鹿嶋市) (改訂履歴)、淡輪ニサンザイ古墳 (改訂履歴)、狐井塚古墳 (改訂履歴)、富田茶臼山古墳 (改訂履歴)の記事を複製、再配布したものにあたり、GNU Free Documentation Licenseというライセンスの下で提供されています。

©2025 GRAS Group, Inc.RSS