除名処分と取り消し訴訟
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/02/20 00:48 UTC 版)
6月21日、除名処分案が本会議で採決され、共産党などが反対したが、自民党など3会派が賛成し可決された。松浦は「重すぎる。職務を全う出来ず残念」と語っている。7月5日、白石区の支持者11人が除名処分の取り消しを求める行政訴訟を札幌地裁に起こした。同月11日、松浦は市議会と市を相手に除名処分の取り消しと、復職までの議員報酬支払いを求める訴訟を札幌地裁に起こした。松浦は「投票してくれた有権者の期待に応える責任があると考え提訴した」とコメントしている。9月11日、支持者で作る団体は除名の撤回を求める729人分の署名を市議会に提出した。 2020年1月28日、支持者が起こした訴訟に対し札幌地裁は「取り消しを求める法的資格なし」として訴えを却下した。一方、松浦本人が起こした訴訟では6月22日、訴えを認め、除名の取り消しと、除名後の議員報酬・期末手当計210万円の支払いを認める判決が出た。市は判決を不服として、7月3日に札幌高裁に控訴。12月23日、札幌高裁は一審判決を取り消し、松浦の請求を棄却する判決を出した。同月24日、松浦は判決を不服として最高裁に上告。松浦は代理人を通じて「二審判決への疑問を拭えず、このまま終わるべきではないとの声もいただいた」と説明している。最高裁は2021年8月5日付で上告を不受理とする決定を出し、請求を棄却した二審判決が確定した。
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