防黴剤
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出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2025/08/18 02:46 UTC 版)
防黴剤(ぼうばいざい/ぼうかびざい)とは、カビの発生または増殖を防ぎ、あるいは除去するための薬剤。普通は工業用途、食品用途(食品添加物、ポストハーベスト農薬も含む)あるいは飼料添加物に用いるものを指す。工業用途では「ぼうばいざい」、食品用途では「防かび剤」「かび防止剤」などと呼ぶ場合が多いが、特に決まりはない。
カビ以外の真菌、または細菌や藻類にも効く物質を含み、分野によっては広い意味の防腐剤、抗菌剤などに含める場合もある。
例
- 工業用
- 食品用
- オルトフェニルフェノール
- ビフェニル
- チアベンダゾール
- イマザリル
その他
農薬ではカビ・細菌を標的とするものを併せて殺菌剤という。また医薬品でカビ(あるいは真菌)による感染症の治療に用いるものは抗真菌薬という。これらは防黴剤とは呼ばないが、互いに一部共通の化合物(群)も用いられる。
防カビ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/11 05:52 UTC 版)
防カビ (antimicrobial effect, anti-mould) は、真菌の増殖を阻止することである。繁殖を阻止する対象や程度を含まない概念であり、対象を真菌のみとしている点が異なる。数菌にのみ効果があるものから、数百種類に効果のあるものもあり、持続期間もメカニズムもまちまちである。ぎりぎりJIS規格(JIS Z 2911)レベルの数菌にのみ効果がある防カビ剤を一般住宅で用いても、発生するかびの種類が多いため、防止効果は期待できない。防カビ表示があってもカビが発生するのはこのためである。少なくとも建築物に発生する恐れのあるカビ全てに対応できるタイプでなければ、カビを防止することは出来ない。殺菌や除菌に用いる次亜塩素酸ナトリウムや消毒用エタノールは、直ちに殺菌効果がなくなるため、塗布しても継続的な防カビ効果は無い。
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