関東鉄道トキ250形貨車とは? わかりやすく解説

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秩父鉄道トキ500形貨車

(関東鉄道トキ250形貨車 から転送)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/08/26 01:01 UTC 版)

秩父鉄道トキ500形貨車
トキ500形トキ502
(秩父鉄道車両公園保存車)
基本情報
車種 無蓋車
運用者 秩父鉄道
所有者 秩父鉄道
製造所 日立製作所
製造年 1968年(昭和43年)
製造数 15両
主要諸元
車体色
軌間 1,067 mm
荷重 36 t
自重 16.8 t
換算両数 積車 4.0
換算両数 空車 1.6
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秩父鉄道トキ500形貨車(ちちぶてつどうトキ500がたかしゃ)は、秩父鉄道に在籍する無蓋貨車である。

概要

1968年(昭和43年)日立製作所製の36 tボギー無蓋貨車で、日本国有鉄道(国鉄)トキ25000形の同形車である。15両(トキ501 - トキ515)が製造された。当初アオリ戸はプレス鋼板であったが1978年(昭和53年)9月に平鋼板に交換された。

1982年(昭和57年)3月にトキ504, トキ505, トキ508, トキ514, トキ515の5両が関東鉄道に譲渡された(常総線複線化工事のため)。残り10両は、蘇我川崎製鉄千葉製鉄所(現・JFEスチール東日本製鉄所)への石灰石輸送に使用されたが、1984年(昭和59年)のダイヤ改正による国鉄の貨物取り扱い縮小方針によりトキ506, トキ512を残し廃車になった。残った2両は、災害時土砂運搬用として車籍が残り、普段は広瀬川原駅(熊谷工場)に留置されている。また、トキ502が三峰口駅構内にある秩父鉄道車両公園静態保存されていたが、2019年4月の閉園に伴い解体撤去された。

関東鉄道への譲渡車

関東鉄道に譲渡された車両は、トキ250形トキ251 - トキ255となり、複線化工事終了後はトキ252, トキ253を残して全て廃車になった。残った2両は事業用に使用されたが、1996年(平成8年)に廃車となった。

保存車




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