秩父鉄道デキ500形電気機関車とは? わかりやすく解説

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秩父鉄道デキ500形電気機関車

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/22 02:22 UTC 版)

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秩父鉄道デキ500形電気機関車
デキ502(2014年4月)
基本情報
運用者 秩父鉄道
製造所 日立製作所
製造年 1973年 - 1980年
製造数 7両
主要諸元
軸配置 B-B
軌間 1,067 mm
電気方式 直流1,500 V(架空電車線方式)
全長 12,600 mm
全幅 2,727.8 mm
全高 4,055 mm
機関車重量 50.00 t
台車 鋼板溶接枠軸ばね式台車
動力伝達方式 1段歯車減速、吊り掛け式
主電動機 日立製作所HS-277Dr×4基
主電動機出力 230 kW
歯車比 18:73=1:4.05
制御装置 電磁空気単位スイッチ式
制動装置 EL14A空気ブレーキ
手ブレーキ
定格速度 34.9 km/h
定格出力 920 kW
定格引張力 9,440 kg
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秩父鉄道デキ500形電気機関車(ちちぶてつどうデキ500がたでんききかんしゃ)は、秩父鉄道に在籍する電気機関車である。

概要

日立製作所製の直流用電気機関車である。

501, 502は1973年に登場。実質的にはデキ300形の増備機で、空気圧縮機がAK4から高速型のC-1000に変更されたこと以外はほぼ同一。ただし、塗装が従来の茶色から松尾鉱業鉄道譲りの現標準色である青に白帯に変わり、ライトがシールドビームになったことが外観上の識別点である。

503, 504は1979年10月三ヶ尻線開通に先立ち、同年3月に入線。正面窓が大きくなりひさしもついた。

505は1980年3月に増備された。ライトケースと避雷装置が変わった。

506, 507は1980年9月に増備された。尾灯がデッキの手すり取り付けから車体への埋め込みに変わっている。507は太平洋セメントの私有機。

外装色

502は2016年5月の黄色+茶帯の旧秩鉄色への変更を経て2019年12月から黄色一色塗装、505は2010年5月頃の茶色塗装への変更を経て2019年5月から緑色(裾白帯)塗装、506は2020年3月から赤色一色塗装となっている。これらの車両は黒色塗装のデキ201、青色塗装のデキ302と共に2021年7月7日に運行された東京オリンピック聖火リレー列車に充当された。

また504は2018年5月に開催したわくわく鉄道フェスタ2018のメインイベントとしてピンク+白帯のカラーリングとなった。その後通常塗装となっている。

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