長治市とは? わかりやすく解説

長治市

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/12/23 07:14 UTC 版)

中華人民共和国 山西省 長治市
大雲院
大雲院
旧称:上党
長治久安之
長治市の位置
長治市の位置
中心座標 北緯36度11分 東経113度06分 / 北緯36.183度 東経113.100度 / 36.183; 113.100
簡体字 长治
繁体字 長治
拼音 Chángzhì
カタカナ転写 チャンヂー
国家 中華人民共和国
山西
行政級別 地級市
建置 前221年
改編 1985年
市委書記
市長
面積
総面積 13,864 km²
市区 345 km²
人口
総人口(2005) 323.41 万人
経済
GDP(2005) 398.75億元
一人あたりGDP 12,363元
電話番号 0355
郵便番号 046000
ナンバープレート 晋D
行政区画代碼 140400
公式ウェブサイト http://www.changzhi.gov.cn/

長治市(ちょうじ-し)は中華人民共和国山西省南東部に位置する地級市

地理

山西省の東南部に位置し、河北省河南省晋中市臨汾市晋城市と接する。大陸性気候で、年平均気温は7.5℃から12℃である。

歴史

旧称は上党であり、春秋時代の地名として登場する。戦国時代により上党郡が設置されて以降、唐初まで沿襲され、唐により潞州に改編されている。

1529年嘉靖8年)、明朝が潞州を潞州府に改編した際に長治県を設置、から中華民国に沿襲されている。中華人民共和国成立後、1951年に省直轄市、1958年には晋東南専署管轄の県級市、1975年に再び省直轄市となった。

1985年4月30日、晋東南地区の廃止が決定され、晋城市長治市が成立し、襄垣県屯留県平順県黎城県壷関県長子県武郷県沁県沁源県が長治市の管轄とされた。

行政区画

4市轄区・8県を管轄する。

長治市の地図

年表

この節の出典[1][2]

長治専区

  • 1949年10月1日 - 中華人民共和国山西省長治専区が成立。長治市長治県長子県屯留県武郷県沁県沁源県襄垣県黎城県潞城県壷関県平順県高平県晋城県陽城県陵川県沁水県が発足。(1市16県)
  • 1949年11月23日 (16県1工鉱区)
    • 長治市が区制施行し、長治工鉱区となる。
    • 長治県・潞城県・襄垣県・屯留県の各一部が長治工鉱区に編入。
  • 1951年12月11日 - 長治工鉱区が市制施行し、地級市の長治市に昇格。(16県)
  • 1953年4月30日 - 平順県の一部が河南省安陽専区林県に編入。(16県)
  • 1954年4月9日 - 潞城県・長治県が合併し、潞安県が発足。(15県)
  • 1955年2月6日 - 長治市黄碾区が潞安県に編入。(15県)
  • 1955年10月14日 - 晋城県の一部が河南省新郷専区修武県に編入。(15県)
  • 1956年8月11日 - 晋城県の一部が河南省新郷専区沁陽県に編入。(15県)
  • 1956年11月23日 - 潞安県の一部が分立し、長治市黄碾区となる。(15県)
  • 1958年6月4日 - 長治市を編入。長治市が県級市に降格。(1市15県)
  • 1958年9月5日 (1市13県)
    • 屯留県・長子県が合併し、屯長県が発足。
    • 襄垣県・沁県が合併し、襄沁県が発足。
  • 1958年11月3日 - 長治専区が晋東南専区に改称。

長治市(第1次)

  • 1951年12月11日 - 長治専区長治工鉱区が地級市の長治市に昇格。(1市)
  • 1952年8月30日 - 城郊区黄碾区を設置。(2区)
  • 1955年2月6日 - 黄碾区が長治専区潞安県に編入。(1区)
  • 1956年11月23日 - 長治専区潞安県の一部が分立し、黄碾区が発足。(2区)
  • 1957年10月15日 - 黄碾区・城郊区を廃止。(1市)
  • 1958年6月4日 - 長治市が長治専区に編入。

晋東南地区

  • 1958年11月21日 (1市6県)
    • 潞安県が長治市・黎城県に分割編入。
    • 屯長県が長治市に編入。
    • 晋中専区楡社県が武郷県に編入。
    • 襄沁県・沁源県が合併し、沁県が発足。
    • 平順県が壷関県・黎城県に分割編入。
    • 陵川県・高平県が晋城県に編入。
    • 沁水県が晋城県・陽城県、晋南専区翼城県に分割編入。
  • 1960年1月7日 (1市12県)
    • 長治市の一部が分立し、屯長県が発足。
    • 壷関県の一部が分立し、平順県が発足。
    • 晋城県の一部が分立し、陵川県が発足。
    • 陽城県の一部が分立し、沁水県が発足。
    • 沁県の一部が分立し、沁源県襄垣県が発足。
    • 武郷県の一部が分立し、晋中専区楡社県となる。
  • 1961年7月9日 (1市14県)
  • 1961年11月7日 - 陽城県の一部が河南省新郷専区済源県に編入。(1市14県)
  • 1962年3月27日 - 長治市の一部が分立し、長治県潞城県が発足。(1市16県)
  • 1970年1月11日 - 晋東南専区が晋東南地区に改称。(1市16県)
  • 1971年5月10日 (1市16県)
    • 長治県の一部が長治市に編入。
    • 長治市の一部が潞城県に編入。
  • 1972年3月16日 (1市16県)
    • 潞城県の一部が長治市に編入。
    • 長治市の一部が長治県に編入。
  • 1972年4月5日 - 屯留県の一部が長治市に編入。(1市16県)
  • 1975年7月9日 - 長治市が地級市の長治市に昇格。(16県)
  • 1983年7月28日 (1市13県)
    • 長治県・潞城県が長治市に編入。
    • 晋城県が市制施行し、晋城市となる。
  • 1985年4月30日
    • 晋城市が地級市の晋城市に昇格。
    • 沁水県・陽城県・高平県・陵川県が晋城市に編入。
    • 襄垣県・屯留県・平順県・黎城県・壷関県・長子県・武郷県・沁県・沁源県が長治市に編入。

長治市(第2次)

  • 1975年7月9日 - 晋東南地区長治市が地級市の長治市に昇格。(1市)
  • 1975年12月30日 - 城区郊区を設置。(2区)
  • 1982年4月10日 - 郊区の一部が城区に編入。(2区)
  • 1983年7月28日 - 晋東南地区長治県潞城県を編入。(2区2県)
  • 1985年4月30日 - 晋東南地区襄垣県屯留県平順県黎城県壷関県長子県武郷県沁県沁源県を編入。(2区11県)
  • 1994年4月26日 - 潞城県が市制施行し、潞城市となる。(2区1市10県)
  • 2018年9月30日 (4区8県)
    • 城区・郊区が合併し、潞州区が発足。
    • 長治県が区制施行し、上党区となる。
    • 屯留県が区制施行し、屯留区となる。
    • 潞城市が区制施行し、潞城区となる。

交通

空港

鉄道

道路

脚注

外部リンク


長治市(第1次)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/19 08:24 UTC 版)

「長治市」の記事における「長治市(第1次)」の解説

1951年12月11日 - 長治専区長治鉱区地級市の長治市に昇格。(1市) 1952年8月30日 - 城郊区・黄碾区を設置。(2区) 1955年2月6日 - 黄碾区が長治専区潞安県編入。(1区) 1956年11月23日 - 長治専区潞安県一部分立し、黄碾区が発足。(2区) 1957年10月15日 - 黄碾区・城郊区廃止。(1市) 1958年6月4日 - 長治市が長治専区編入

※この「長治市(第1次)」の解説は、「長治市」の解説の一部です。
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