長期連載による人物設定の変化
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/02 10:18 UTC 版)
「大原大次郎 (架空の人物)」の記事における「長期連載による人物設定の変化」の解説
連載当初の設定は秋田県出身だったが、現在では東京都大田区蒲田出身となっている。 また、当初は大正13年生まれの陸軍軍人であり、後に警官に転じたという設定であった(部下に厳しいのはそのため)。しかし、連載が長期化する中で明確な生年月日は言及されなくなり、作品中で年齢を伺わせるエピソードが頻繁に変更されるようになった。具体的には作品初期に両津から「『ぜいたくは敵だ!』『欲しがりません勝つまでは』の世代でしょう!」と揶揄されたり戦中・戦後の食糧難を語る場面があるにもかかわらず、連載末期のエピソードでは戦後生まれであることを示唆している。同様の変更は作品全体で設定変更が行われている。 両津が最も恐れる人物である点は変わらないが、初期では両津らに加担して仕事をサボる場面、度を越えるほど露骨に両津を苦しめようとする場面もあった。連載初期から中期にかけてはケンカするほど仲がいいといえるような関係性で尚且つ両津の理想的な上司のような存在であったが、纏の登場と同時に擬宝珠夏春都が登場してからは、ただ両津をダメ人間となじり両津1人に罪をなすりつける「部下のやる気を削ぐ上司」キャラへとなり下がっていてしまい理想の上司的要素も夏春都に奪われてしまった。
※この「長期連載による人物設定の変化」の解説は、「大原大次郎 (架空の人物)」の解説の一部です。
「長期連載による人物設定の変化」を含む「大原大次郎 (架空の人物)」の記事については、「大原大次郎 (架空の人物)」の概要を参照ください。
- 長期連載による人物設定の変化のページへのリンク