かまくら‐ぼり【鎌倉彫】
鎌倉彫
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鎌倉彫 |
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かまくらぼり |
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漆器 |
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盆、皿、茶托(ちゃたく)、鉢、箱 |
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鎌倉時代、中国から禅宗という仏教の宗派が伝わってきたとき、一緒に多くの美術工芸品が輸入されてきました。そのうちの堆朱(ついしゅ)、堆黒(ついこく)といった彫漆品の影響を受け、仏像を作る仏師や、神社や寺作りをする宮大工たちが、木の器に彫刻を施し、漆をぬり重ねたのが始まりです。始められたばかりのころには、禅宗の寺院で香を入れるのに使う大きな香合等が主に作られていました。室町時代の末頃には、茶の湯が盛んになるのとともに、茶道具として広まっていきました。鎌倉彫の生活用品が見られるようになるのは、明治時代に入ってからです。 |
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神奈川県 |
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昭和54年1月12日 |
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独特の彫り技術によって表現される力強くて大胆な彫刻模様と、マコモ墨という墨を朱色の漆に蒔き付け、彫刻の立体感を強調する方法は、他の漆器に見られない鎌倉彫の大きな特徴となっています。 |
鎌倉彫
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/12/18 14:26 UTC 版)


鎌倉彫(かまくらぼり)は、神奈川県鎌倉市特産の彫刻漆器の一つ。経済産業大臣指定伝統的工芸品[1]に指定されている。
略史と製法
鎌倉時代、陳和卿が中国の宋から彫漆の一種の堆朱を日本にもたらした。彫漆の特徴は漆を分厚く堆積させてから漆を彫刻して立体造形を生み出す製法である。これに対して、鎌倉彫は木地を彫刻した後、黒漆と朱、青、黄など色漆を塗り重ねて磨き仕上げる製法であり、製作工程が完全に異なる[2] 。鎌倉彫は仏師の康運(一説に、康円)が、堆朱のような立体的なデザインの仏具をより簡便に作るために生み出した漆器である。
脚注
- ^ “鎌倉彫”. かながわの名産100選. 神奈川県観光協会. 2013年8月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2014年2月5日閲覧。
- ^ "Carved lacquer and Lacquered sculpture". 神奈川県立歴史博物館. 2017年6月18日時点のオリジナルよりアーカイブ。2020年11月21日閲覧。
関連項目
外部リンク
「鎌倉彫」の例文・使い方・用例・文例
鎌倉彫と同じ種類の言葉
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