銀行取引
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/21 08:33 UTC 版)
「華麗なる一族 (2007年のテレビドラマ)」の記事における「銀行取引」の解説
鉄平に銭高が、阪神銀行からの高炉建設資金20億円の入金を知らせる際に、入金記帳のある預金通帳を提示するシーンがあるが、一般的に企業で決済口座として用いられる当座預金には預金通帳は無い(ただし、当座預金入金帳はある。また、原作では阪神特殊鋼が資金繰りに窮し、手形期限のジャンプや不渡りを出す場面があるので決済口座が当座預金であるとわかるが、本ドラマでは決済口座が当座預金であると明示するシーンは無い)。 鉄平が銭高の書類より阪神銀行からの見掛融資を発見する裏帳簿には、高炉建設資金の借入金は「長期借入金」勘定に記載されているが、設備投資の繋ぎ融資は手形貸付などで行われるので「短期借入金」勘定に記載されるのが通例である(一般的には、高炉が完成した後、工場財団への担保権設定、証書貸付などの長期借入金実行、手形貸付などの短期借入金返済が同時に行われる)。 見掛融資は、本ドラマでは「一旦入金した金額を返済させる」処理がなされているが、これでは阪神銀行からの融資金が阪神特殊製鋼の月次試算表などにより完全に消去されるため、仮に大同銀行が資金トレース(設備資金融資における資金使途確認は銀行にとって最も重要である)をした際に見掛融資が発覚してしまう。原作では「実行した融資を月初に締後返済(翌月初営業日に処理を行うが、帳簿上の移動日は前月末日付で行うこと)させ阪神銀行の別段預金にいったん入金し、月末に再び阪神特殊製鋼の勘定に入金し、再び翌月初に締後返済を繰り返す」方法を用いている。これにより、月次試算表等には常に阪神銀行からの追加融資金が記載されることになる。
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