銀河鉄道999 透明宮への旅
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「銀河鉄道999」の記事における「銀河鉄道999 透明宮への旅」の解説
松竹歌劇団によるミュージカル作品。1986年9月21日 - 10月3日。青山劇場。内容は、アンドロメダ編にもエターナル編にも属さない、完全オリジナル・ストーリー。時代設定は40世紀。人類最後の男性となった惑星ユーフラテスに住む少年「大地巡」が伝説の銀河鉄道999に乗る夢を抱いて旅立つ。しかしその直後にユーフラテスは金属人間メタリオンの攻撃を受けて壊滅。巡は氷の惑星にたどり着きそこで冷凍状態に陥る。6千年後、目覚めた巡の前に現れたのがメーテルだった。メーテルは巡を伝説の銀河鉄道999に誘い、巡は人類再生のためメーテルとともに旅をすることになる。メタリオンの攻撃に晒されながらも、999号は廃墟となった地球にたどり着き、地下深い透明宮に幽閉されていた人類最後の少女を巡が救い出した。2人の少年少女がアダムとイブとなるというストーリー。製作発表会見で松本零士は1987年公開の予定でこのミュージカルをアニメ化する計画があると語っていたが実現していない。 この作品では「メタノイド」のことを「メタリオン」と呼称している。また地下深くに存在する透明宮に閉じ込められた少女ユマは、原作エターナル編の冒頭に登場する、地下深いところで氷漬けになった少女を彷彿させる。 キャスト 大地巡 - 丘乃遊莉 メーテル - 紅エミ 車掌 - 夕鶴みき ネガの女王 - 立原千穂 フロイセス - 千羽ちどり ハートレス - 初音ひかり ゼロ - 星里くらら ユマ - 若草久美 スタッフ 原作・アートディレクター:松本零士 演出・脚本:斉藤耕一 作曲:宮川泰、宮川晶 作詩:冬杜花代子 音響監督:渋谷森久 振付:松見登、謝珠栄、田村連
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