量産機の開発
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/12/11 01:53 UTC 版)
一方、Ζ計画と直接の関係があるかどうかは不明だが、この時点で量産機の開発が行われている。 当時のエゥーゴの主力はジムIIだったが、その活動が拡大するに従い戦力の不足が問題となっていった。いくらコストを抑えたとはいえ、リック・ディアスは高性能すぎるため量産には不向きだった。そこでエゥーゴは大量生産向きの機体の開発を発注し、アナハイムはハイザックをベースにマラサイ(型式番号:MSA-002)を、ジムIIをベースにネモ(型式番号:MSA-003)を、それまでの開発で培った技術をスピンオフして開発した。 マラサイがちょうど完成した頃である宇宙世紀0087年3月2日、エゥーゴは「ガンダムMk-II強奪事件」を引き起こしグリプス戦役が勃発。ティターンズはアナハイムの事件への関与を疑い、その追及をかわすために先に完成していたマラサイはティターンズ側に譲渡され、エゥーゴ側にはネモが提供されることとなった。これにより、ガンダリウムγに関する技術もティターンズに渡る。 その後、ネモの改修機・ネモII(型式番号:MSA-004, MSK-004)も開発されている。
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