野外劇場 グローバルリング シアターを設置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/04 09:56 UTC 版)
「池袋西口公園」の記事における「野外劇場 グローバルリング シアターを設置」の解説
区は2015年(平成27年)3月に「国際アート・カルチャー都市構想」を策定し、その一環で、池袋駅周辺の4つの公園を「アート・カルチャー・ハブ」に位置付け、各エリアの特性に応じ整備を進める方針を定めた。これに基づき、池袋西口公園は、南池袋公園(2016年)、中池袋公園(2019年)に続くリニューアルが計画され、17年に実施のプロポーザルで三菱地所設計・ランドスケープ・プラスJVが設計者に選定され、基本設計から実施設計までを手掛け、提案した「グローバルリンク」を愛称として採用し、2019年(令和元年)11月16日、リニューアルオープンした。 リニューアルによって、かつてこの地にあった丸池をデザインモチーフにした大地のエネルギーが湧き上がる躍動感をらせん状に巻きあがるリングで表現した、6本の柱が支える五重リングのパーゴラ(グローバルリング)が設置され、その下の円形広場に沿って舞台棟やカフェ棟がつくられ、中央には噴水も設けられた。舞台棟には演奏音を50%だけ反射する反射板などを用いて、屋外では難しいとされるクラシックの生コンサートを可能にしたほか、大型サイネージや1万個以上のLED照明、スピーカー、ライブカメラを備え、様々なアクティビティにも対応する。このほか、カフェ棟の運営事業者にはプロントコーポレーションが選ばれ、外国人向け観光案内所を兼ねたカフェを運営している。 2020年の東京五輪開催時には、公式ライブサイトとしてパブリックビューイングが行われる予定だった。
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