野外個体群
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2016/01/22 23:37 UTC 版)
飼育下の個体群では、餌は不足せず、天敵もいないから、すべての個体は死なずに成長するのが本来の姿と考えられ、死亡する原因は基本的には密度効果的な現象である。 これに対して、野外の個体群では、基本的にどのような密度であれ、生まれた個体の多くは死ぬものである。この場合、死亡原因が密度効果の一部をなすかどうかを区別しなければならない。一般的に、その原因による死亡率が密度依存的に変化し、密度が高くなると死亡率が上昇する場合に、これを密度効果と見なす。しかし、この辺りの区別にはやや混乱がある。
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