遠隔地津波とは? わかりやすく解説

遠隔地津波

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 00:12 UTC 版)

津波」の記事における「遠隔地津波」の解説

地震津波大規模で、遠方まで伝わるため、地震感じなかった地域でも津波襲われる場合がある。これを遠隔地津波と言う津波の到達まで時間があるので避難しやすく、人的被害防止は容易であるが、情報の伝達体制整っていないと不意討ちを受ける形になり、被害大きくなる後者には1960年チリ地震津波の際のハワイ日本2004年スマトラ沖地震時のインド洋沿岸諸国東北地方太平洋沖地震におけるハワイアメリカ合衆国西海岸などの例がある。 球形地球表面では、発生した津波エネルギー地球反対側の地点対蹠点)に再び集中する。そのため、チリ沿岸発生した津波太平洋挟んで反対側の日本被害及ぼしやすい性質がある。また同様の原理により、太平洋中心に位置していて、かつ5,000 mの深海底囲まれハワイは、環太平洋各地から津波減衰しにくいまま受けるため、津波被害を受けやすい。

※この「遠隔地津波」の解説は、「津波」の解説の一部です。
「遠隔地津波」を含む「津波」の記事については、「津波」の概要を参照ください。

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