違反行為・処分への反響
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/10/13 04:29 UTC 版)
「時津海正博」の記事における「違反行為・処分への反響」の解説
度重なるガイドライン違反行為に対して、解雇などの厳罰の必要性が取り沙汰された。また相撲ファンの間では、阿炎のコロナ禍における会食問題の事例のような温情裁定が下ることを危惧する声も上がった。 16代時津風から謝罪の連絡をうけた部屋の後援会員も「(名門の)部屋の看板の重みを理解できていないのではないか。これでは応援する人もついてきてくれない」と話したという。一方、ある部屋関係者は、16代時津風の現役時代からの賭博好きは認めながらも、酒もタバコもやらない真面目な人柄であったことを話している。2007年に発生した力士暴行死事件で先代師匠が解雇され、部屋継承のため33歳で強制引退となり、何の引き継ぎも無かった状態から苦労して部屋をまとめ上げ、正代を育ててきた実績などを明らかにし、現役への未練やコロナ禍での外出自粛のストレスゆえギャンブルを止められなかったのだろう、と16代時津風を擁護した。 協会は本場所の2週間前から千秋楽まで協会員の外出を原則禁止するロックダウンをしており、長期間力士たちに我慢を強いている実情がある。にも関わらず、時津風部屋では元日にちゃんこが用意されず、各人で用意していたという。正代が寂しいと明かしており、所属力士たちへの配慮不足も指摘されている。 古くからの部屋の後援体制の充実ぶりが16代時津風の思い上がりを招き、この件に繋がったのではないかという分析もある。
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