運転時分と保安装置
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/06/13 12:36 UTC 版)
「東京メトロ丸ノ内線」の記事における「運転時分と保安装置」の解説
本路線は開業以来、保安装置に打子式ATS装置を使用し、最高速度は65 km/h、1981年(昭和56年)11月以降の全線所要時分は本線49分50秒、分岐線7分00秒で運転されていた。その後、1996年5月の西新宿駅開業時に本線の所要時分は50分40秒に増加した。 そして、1998年(平成10年)3月7日には全線での新CS-ATC化を踏まえたダイヤ改正を実施し、02系統一による車両性能の向上(旧型車両と比較して、02系は30 km/h以上の加速性能が優れている)と曲線および分岐器通過速度の向上、さらに本線の最高速度を75 km/hに向上させ、全線所要時分を本線48分15秒(2分25秒短縮)、分岐線6分20秒(40秒短縮)に短縮した。所要時分の短縮により、車両の運用本数を増やさずに朝ラッシュ時に1本の増発を行っており、1時間あたりの最大運転本数は31本(一部1分50秒、平均1分55秒間隔)から32本(1分50秒)に増発した。 2001年(平成13年)2月には本線において、駅停止精度の向上及び定時運転の確保を図るため、定位置停止装置 (TASC) の使用を開始した。続いて分岐線においても2002年(平成14年)11月からTASCの使用を開始している。 その後、後述するホームドアの設置に伴い全線所要時間に見直しがあり、2007年(平成19年)8月30日のダイヤ改正では1分25秒増加した49分40秒となった。分岐線は6分25秒となっている。
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