通称:ボトムズ
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/02 07:19 UTC 版)
「アーマードトルーパー」の記事における「通称:ボトムズ」の解説
人型戦車とも言えるATだが、機動性を優先するために装甲は小火器に耐える10ミリ前後の薄さで、実際、劇中では口径11ミリの重機関銃で貫通される描写があり、実在の兵器なら防御力は装甲兵員輸送車なみの弾片を防ぐための気休めに近い代物に過ぎない。引火性の高いPR液を内蔵する構造に加え、脱出装置類も搭載されていない。一部の機体を除いて自動消火装置や気密構造といった装備はなく、パイロットの生存性よりもコスト優先の超安価兵器である。 ATとその乗り手を指す「ボトムズ」という呼び名は、軍の定めた公式見解では「Vertical One-man Tank for Offence & Maneuver-S:攻撃と機動のための直立一人乗り戦車」の略称であるとされているが、実際はパイロットたちの素行の悪さと上記のような任務環境の過酷さ、パイロットから命よりも効率を重視した最低のマシンであることから付いたスラング「Bottoms:最低の奴(ら)」であるとする「説が強い」という。 『青の騎士ベルゼルガ物語』(ソノラマ文庫・1985年)では「最低の野郎ども」と訳している。
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