軽騎兵旅団の突撃
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/15 08:53 UTC 版)
「バラクラヴァの戦い」の記事における「軽騎兵旅団の突撃」の解説
ロシア砲兵が連合軍補給路を攻撃出来る場所へ展開することを防ぐために、ラグラン男爵フィッツロイ・サマセット(en)は軽騎兵旅団に対してロシア砲兵の移動を阻止するよう命令を出した。しかし、連絡将校ルイス・ノーラン(en)大尉が命令を誤って伝えたため、第7代カーディガン伯爵ジェイムズ・ブルデネル(en)率いる軽騎兵旅団673名がロシア軍砲兵陣地に正面から突撃し、死傷者278名という大損害を被った。この突撃は軽騎兵旅団の突撃(Charge of the Light Brigade)と呼ばれ、無謀ではあるが勇敢であると評価されており、数多くの絵画や文学、音楽等の創作の題材となっている。アルフレッド・テニスンも物語詩「The Charge of the Light Brigade」でその勇敢さを讃えている。また、1936年(邦題:すすめ龍騎兵)と1968年(邦題:遥かなる戦場)には同じ題名で映画化されている。イギリスのヘヴィメタルバンド、アイアン・メイデンはテニスンの詩に着想を得て「明日なき戦い(原題"The Trooper")」(アルバム「頭脳改革」収録)を書いた。 イギリス重騎兵旅団長スカーレット准将(James Yorke Scarlett)。 イギリス軽騎兵旅団長第7代カーディガン伯爵ジェイムズ・ブルデネル イギリス・ハイランド旅団(Highland Brigade)長クライド男爵コリン・キャンベル(en) ルイス・ノーラン大尉
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