趣意書
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2017/04/18 05:07 UTC 版)
第一に、安保条約改定反対運動のなかで、指導部が必ずしも民衆の広汎かつ強烈なエネルギーを有効に闘う方向で組織し得ず、しばしば運動を一定の固定された枠の中に抑圧するという誤りをおかした事実について、とりわけ共産党の犯したいくつかのお重大な誤りについて、徹底的な批判と率直で深刻な自己批判とが今後の運動の前進にとって不可欠であるということ。 第二に、(中略)全学連の果たした積極的役割を正当に評価することが必要であること。 第三に、(中略)労働者階級の指導性というものが、如何にして確立され、貫かれるべきかという問題について、改めて真剣な検討がなされるべきであること。 第四に、安保条約改定反対運動における誤謬や不充分さの技術上の問題に止めることなく、思想の次元にまで掘り下げた根底的批判たらしめ、その基礎の上に新しい前進の方向を定めることが必要であること。そしてその際、一切の権威主義と神話は否定されるべきこと。
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