赤土流出

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赤土流出

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/22 15:00 UTC 版)

「キャンプ・ハンセン」の記事における「赤土流出」の解説

赤土流出の環境対策としては、下記が実施されている。 建設工事の実施に当たっては「日本環境管理基準」を遵守し「沖縄県赤土等流出防止条例」を考慮 建設業者に対し、赤土流出防止計画の提出を義務 のり面を安定させるため植栽を実施 赤土流出防止さく及び防水シートを使用して工事を実施 なお流出量については2001年の実績値で県全体30万トンの内米軍基地全体で2万3000トンとなっている。 植栽については、海兵隊環境保全課では1998年10月より、着弾地域の裸地化部分の緑化に資するため、傾斜地での養生用に粘着性を強化した団粒固定添加剤を混合した草木類の種子散布を実験的に開始している。その後2001年度も継続して予算がつけられた際、琉球新報にて報じられている。

赤土流出

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/30 06:38 UTC 版)

「サンゴ礁」の記事における「赤土流出」の解説

陸での乱開発等により、陸上の土壌が海に流れ込むと、水が濁り、サンゴに光が当たらなくなるだけでなく、それが沈殿するとサンゴの表面に泥が貯まり、そのためにサンゴが窒息する場合もある。そのため、陸の側で貯水池を作り、泥土を沈殿させて除去する等の対策も行われている。しかし、熱帯や亜熱帯の土壌に特有のラテライト（赤土）には、沈殿しにくい極微小な粘土粒子が多量に含まれ、豪雨時などは容易に海へ流出する。そのため、広範囲のサンゴ礁の破壊の原因となっている。