SACO の条件付き返還とは? わかりやすく解説

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SACO の条件付き返還

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/16 09:50 UTC 版)

楚辺通信所」の記事における「SACO の条件付き返還」の解説

1996年米軍基地再編SACO最終報告)により、本施設返還キャンプ・ハンセン内に施設新設移設することが条件とされた。2005年5月末をめどとされていたが、金武町施設受け入れ抵抗、またロッキード社新し通信システム導入遅れたことにより返還はさらにずれこんだ。 SACO 最終報告 (1996年) における楚辺通信所の項目 返還区域: 読谷村楚辺通信所(約53ha) 返還条件: アンテナ施設及び関連支援施設キャンプ・ハンセン移設 返還予定: 2000年度末まで 返還日: 2006年12月31日 ギンバル訓練場移設同時期に象のオリ代替施設まで負担強いられる金武町では、なかなか得ることができなかった。また恩納村喜瀬武原区からも大きな反対の声が上がった2002年恩納村喜瀬武原(きせんばる)の東側キャンプ・ハンセン事前説明もなく工事始まり赤土流出発生した。また電磁波障害の不安も高まり5月臨時区民総会移設工事着工強く抗議工事中止などを決議した6月30日に総決起大会開き改め反対決議決議採択した新施設整備完了した2006年12月末日本全面返還され2007年5月31日より、アンテナを含む施設本格的な撤去作業が行われ、2007年6月8日全てのアンテナ撤去された。なお、キャンプ・ハンセン内に新規に建設され同種の施設には、「象の檻」との名称の元となった鉄塔群は存在せず、より最新鋭通信設備提供された。

※この「SACO の条件付き返還」の解説は、「楚辺通信所」の解説の一部です。
「SACO の条件付き返還」を含む「楚辺通信所」の記事については、「楚辺通信所」の概要を参照ください。

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