条件1. 金武ブルー・ビーチの新規ヘリ着陸帯建設
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/07 15:49 UTC 版)
「ギンバル訓練場」の記事における「条件1. 金武ブルー・ビーチの新規ヘリ着陸帯建設」の解説
金武町に新たな負担を強いることを意味する SACO の条件付き返還がなかなか進展しないことに苦慮した防衛省は、2007年4月、武町で説明会を開き「ギンバル訓練場の返還が不可能であれば、ギンバル訓練場とで引き続きヘリの訓練が実施される」等を説明した。 ・現在ギンバル訓練場及び金武ブルービーチ訓練場では既存のヘリコプター着陸場所で訓練が行われています。ギンバル訓練場の返還が不可能であればギンバル訓練場と金武ブルービーチ訓練場で引き続きヘリの訓練が実施されます・数ヶ所で訓練したものを一箇所に集約し、これまで訓練していた場所を活用するため離発着帯を新たに新設しません。ランディングマットを敷く程度の撤去可能なもので整備し粉塵被害が軽減されます。 ・新たな整備場所はこれにより住民地域から遠くなります。訓練は基本的に今後新たに整備された場所で実施します。 — 防衛局の金武町での説明会 その後、金武町議会はギンバル訓練場返還の条件となった金武ブルービーチの新規ヘリパット建設計画に合意し、2009年11月、について、ギンバルの古いヘリパット1つとブルービーチの3つのヘリパットを一つに集約する新規ヘリパット (LZスワン) が建設された。しかし、2012年度では、CH-46ヘリの使用は年間14回である一方、オスプレイの離発着はその90倍の1260回であり、実質はオスプレイの離発着帯になっている。また民間地に近い場所では、条件に反して相変わらず民間地に近い旧着地帯やその他の場所で離発着が行われいることも指摘されている。
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