謎の大男(声:Chris Fairbank)
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/03/07 14:39 UTC 版)
「RULE of ROSE」の記事における「謎の大男(声:Chris Fairbank)」の解説
「見知らぬ黒いコートのおじさん」。本作のナレーターであり、作中に登場する数々の絵本の作者。本名は「グレゴリー・M・ ウィルソン」。度々ジェニファーの前に現れ、ジョシュアの為に書いた自作の絵本を残して去っていく。「お菓子の家の章」では彼の家が舞台となり、拳銃での自殺を試みる彼の姿が確認できる他、彼の日記を入手できる。また、この章では家から脱出した後に庭で彼に発見されると、地下の寝室に連れ戻され、「おやすみ」という台詞と共に閉じ込められる。子供達からはお菓子をくれるおじさんと噂されていた。その正体はジョシュアの父親であり、両親を失ったジェニファーを誘拐した犯人。更に、「ノライヌでんせつ」に登場する「殺人鬼ノライヌ」。かつては病弱な息子の為に自作の絵本を読み聞かせるような優しい父親であったが、息子を失った事を機に精神に異常を来し始めた。前後して飛行船事故で唯一生き残ったジェニファーを発見して誘拐し、彼女をジョシュアと呼び、病弱で外に出られなかったジョシュアと同じように扱っていた。その為、ジェニファーは半ば監禁されていた。後にジェニファーはウェンディの助力でグレゴリーの家から脱走するが、その出来事も彼の精神異常を深刻化させる原因の一つとなった。尚、この際自殺用の拳銃をウェンディに盗まれている。最後は完全に正気を失い、ジョシュアの変装をしたウェンディに操られ、怪物「ノライヌ」として孤児院の子供らを皆殺しにし、更にウェンディに命ぜられるままにジェニファーに襲い掛かる。ブラウンの援護もあり一度は倒されるも息を吹き返し、変装用のかつらを取り払い、ジェニファーに拳銃を託したウェンディを背後から襲って殺害した。ウェンディを殺害後、再びジェニファー・ブラウンと対峙するが、戦闘の最中に正気に戻り、かつてウェンディに盗まれた拳銃をジェニファーから手渡され、「すまない、ジョシュア」とジェニファーに謝罪してから、拳銃の銃口をこめかみにあて、穏やかな表情で引き金を引き自殺した。本作の最終ボス。
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