語源と成り立ちとは? わかりやすく解説

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語源と成り立ち

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/19 07:07 UTC 版)

ガウチョ」の記事における「語源と成り立ち」の解説

ガウチョグアラニー語の「孤児」や「放浪者」を指した言葉語源とされるが、マプーチェ族言葉「友達」(ガチュ)を表していたという説や、南ブラジル方言で「牛殺し」(ガウデリオ)を表していたとも言われている。 ガウチョも元々はペルー方面からラ・プラタ地方開拓にやってきたスペイン人農業移民だったようだが、インディオとの抗争の中で次第農業忘れ19世紀後半ラ・プラタ地域全体で1,500頭~2,000頭いたとされる程大繁殖した野生の牛や馬を追って生計立てるようになっていた。このようにしてラ・プラタ生まれたガウチョ1680年コロニア・デル・サクラメント建設から始まったバンダ・オリエンタルを巡るスペインポルトガルとの抗争の中で次第に南ブラジルにも伝播し、現在のリオ・グランデ・ド・スル州中心とする範囲ではポルトガル語ガウーショ呼ばれるようになったさながらアメリカ合衆国カウボーイ似ているともいえる。スペイン人先住民、その他との混血多くなっていったブエノスアイレスモンテビデオ商人輸出用の牛や馬の皮革や肉を卸していた。都市知識人印象悪く、今ではアルゼンチン人ウルグアイ人アイデンティティとなっている言葉も、17世紀から18世紀にかけてはむしろ下層階級浮浪者などの人間ネガティブ指したのだったこうした存在には黒人アフリカ系アルゼンチン人アフリカ系ウルグアイ人)なども含まれていたという。

※この「語源と成り立ち」の解説は、「ガウチョ」の解説の一部です。
「語源と成り立ち」を含む「ガウチョ」の記事については、「ガウチョ」の概要を参照ください。

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