語源と構造
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/08/09 07:24 UTC 版)
基本的に、ネズミ講のネズミとはねずみ算のネズミであり、「祖→親→子→孫(以下略)」と代を重ねる毎に、参加者が指数関数的に増大するためにこう呼ばれる。 例えば、新規加入者がそれぞれ会員5名を勧誘するネズミ講において、世代ごとの会員総数は以下のようになる。 1代目:講設置者1名+会員5名=計6名 2代目:講設置者1名+親会員5名+新会員25名=計31名 3代目:講設置者1名+親会員30名+新会員125名=計156名 4代目:講設置者1名+親会員155名+新会員625名=計781名 5代目:講設置者1名+親会員780名+新会員3,125名=計3,906名 6代目:講設置者1名+親会員3,905名+新会員15,625名=計19,531名 7代目:講設置者1名+親会員19,530名+新会員78,125名=計97,656名 8代目:講設置者1名+親会員97,655名+新会員390,625名=計488,281名・ ・ ・ 代を重ねるごとに会員の総数はおよそ5倍となる。12代目で会員総数は計305,175,781名となり、日本の総人口よりも多くなる。初期の参加者だけが多額の配当に与る一方で、後に加入した者ほど新会員を探すのが困難になる。
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