詩品とは? わかりやすく解説

しひん【詩品】

読み方:しひん

中国六朝の詩の評論書3巻。鍾嶸(しょうこう)が、前漢から初にいたる五言詩の作者122人を上中下の三段階にランクづけして批評したもの。「古今和歌集」の真名序影響与えた


詩品

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/08/24 08:24 UTC 版)

詩品』(しひん)は、中国南北朝時代南朝梁の鍾嶸が編纂した文学評論書。全3巻。『梁書』『隋書経籍志などによると、本来の書名は『詩評』であり、現在の書名である『詩品』が通称として定着するのは代以後である。


  1. ^ 揚雄『法言』吾子篇の「もし孔子の門に賦を用うるや、則ち賈誼は堂に登り、相如(司馬相如)は室に入る」、及び『論語』先進篇「由や堂に升れり、未だ室に入らざるなり」を踏まえた表現。すなわち最高の詩人を曹植とし、次に劉楨、さらにその下に張協・潘岳・陸機らの詩人を位置づけているのである。


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