左思とは? わかりやすく解説

さ‐し【左思】

読み方:さし

250ころ〜305ころ]中国西晋文人。臨淄(りんし)(山東省)の人。字(あざな)は太沖(たいちゅう)。構想10年書きあげた「三都賦」の人気洛陽の紙価高めた故事知られる。詩では詠史詩にすぐれる。


左思

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2024/01/02 08:12 UTC 版)

左 思(さ し、生没年不詳、一説に252年 - 307年[1])は、中国西晋の文学者。太沖斉国臨淄県の人。門閥の後ろ盾のない寒門の出身であり、官途は不遇だったが、文才に優れ、代表作「三都」は「洛陽の紙価を高からしむ(洛陽紙貴)」の故事の由来となった。妹の左棻も詩文の才能があり、司馬炎の妃となった。


  1. ^ 葉日光『左思生平及其詩之折論』(台湾文史哲出版社、1979年)より
  2. ^ 『世説新語』文学篇より


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