任昉とは? わかりやすく解説

任昉

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2023/06/21 00:34 UTC 版)

任 昉(じん ぼう、460年 - 508年)は、南朝斉からにかけての文学者。は彦昇。小字は阿堆。本貫楽安郡博昌県。斉の竟陵王蕭子良のもとに集まった文人「竟陵八友」の一人。同じ八友の一人で、詩にすぐれた沈約に対し、「任筆沈詩」と称される。著作に『述異記』『文章縁起』(偽作説もあり)。散文の分野で高く評価され、斉・梁の時代に多くの表奏を手がけた。


  1. ^ 『梁書』沈約伝には「謝玄暉(謝朓)は善く詩を為し、任彦昇は文章に工みなり。約は兼ねてこれを有す、然れども過ぎざるなり」とある。


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