設立及びイギリス本部とは? わかりやすく解説

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設立及びイギリス本部

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/06/09 16:07 UTC 版)

英国聖公会宣教協会」の記事における「設立及びイギリス本部」の解説

1799年4月12日ロンドン福音主義者のウィリアム・ウィルバーフォースやヘンリー・ソーントンの参加するクラパム派の支持元に行われた超教派会合により、当初アフリカ東方宣教会 (Society for Missions to Africa and the East) として設立された。ウィルバーフォース初代主事就任求められたが、辞退して主事となり、トーマス・スコットが書記、ヘンリー・ヴェンが総主事となった最初宣教師はビュルテンブルクの福音ルーテル教会出身ベルリン訓練を受け1804年派遣された。1812年アフリカ東方教会宣教協会へと名前を変え最初イギリス人宣教師1815年派遣した。それからの主な活動イギリス東インド会社派遣されるチャプレン選任などであった1925年にはコプト教会及びエチオピア教会に関する資料集め、ウィリアム・ジョエットに聖書アムハラ語翻訳させ、その聖書携えたサミュエル・ゴバとクリスティアン・クーグラーを1827年エチオピア派遣したインドで最も識字率が高いとされるケーララでも教育活動行ったケーララタミルナドゥにはCMS学校が沢山ありビハール州などにも教育施設がある。 20世紀初頭には協会神学はユージン・ストックの指導の元でリベラル派となった。これが保守的な福音派との間で論争となり、福音派新たに聖書教会派宣教協会 (BCMS) として分裂し後クロスリンクスに改名した20世紀の総主事著名なのはマックス・ウォレンとジョン・バーノン・テイラーである。 2007年1月1日現在でCMS186人の宣教師アジアアフリカヨーロッパ中東派遣している。訓練中の者や交換留学生含めると704人がCMS活動している。宣教活動50ヶ国に及び、年間予算は約9百万ポンドで主に個人及び教区からの寄付繰越金拠っている。2007年6月CMS本部ロンドンから東オックスフォード移転したバーミンガム大学などに英国聖公会宣教協会資料庫が設けられている。

※この「設立及びイギリス本部」の解説は、「英国聖公会宣教協会」の解説の一部です。
「設立及びイギリス本部」を含む「英国聖公会宣教協会」の記事については、「英国聖公会宣教協会」の概要を参照ください。

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