設立初期の役員
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三重合同電気は設立当初、大量の役員を抱えた。まず1922年5月の創立総会にて取締役16名・監査役9名の計25名が就任。次いで巌倉水電・比奈知川水電合併に伴う同年9月の株主総会で取締役6名・監査役3名が増員され、さらに徳島水力電気合併に伴う翌1923年11月の総会で取締役9名・監査役3名が追加されて、計46人という大所帯となった。この46名は3名を除き前身会社・合併会社で役員を務めていた。 これら初期の役員の氏名と前身会社・合併会社での役職は以下の通り。 1922年5月就任取締役津電灯出身 川喜田久太夫(社長)、葛輪豊次郎(常務)、川喜田四郎兵衛・川北栄夫※・松本恒之助・小島惣右衛門(取締役)※川北は伊勢電鉄取締役兼 松阪電気出身 安保庸三(社長)、浜地仁三郎・徳力嘉蔵・長崎精一・野上菊太郎・白塚大三郎 伊勢電鉄出身 太田光熈(社長)、河村清兵衛・田中善助(取締役) その他 小島源三郎 監査役津電灯出身 中川藤右衛門・村田真一・小林嘉平治(監査役) 松阪電気出身 谷口源八・後藤友之助・鈴木藤兵衛(監査役) 伊勢電鉄出身 秋田喜助(専務)、澤潟久富・阿竹嘉六(監査役) 1922年9月就任取締役巌倉水電出身 筒居信郎・筒井喜一郎・浜辺嘉兵衛・松本堯次郎(取締役)、服部孝太郎(監査役) 比奈知川出身 松本泰祐(取締役) 監査役巌倉水電出身 岡又五郎(監査役) 比奈知川出身 村治円次郎(監査役) その他 下津利兵衛 1923年11月就任取締役徳島水力出身 井原外助(専務)、吉本彦次(常務)、前川善平・宇田友四郎・松村覚次・中川喜義・安居喜造・広野織蔵(取締役)、世古口繁太郎(監査役) 監査役徳島水力出身 横山慶爾・矢村克(監査役) その他 高桑確一 上記のうち川喜田久太夫が初代の代表取締役社長を務める。その他、役員選出と同時に安保庸三が取締役副社長、小島源三郎が専務取締役、川北栄夫・太田光煕・小島惣右衛門・白塚大三郎・田中善助が参与取締役、秋田喜助が常任監査役となった。
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