記載の簡易説明とは? わかりやすく解説

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記載の簡易説明

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/04/30 03:12 UTC 版)

複式簿記」の記事における「記載の簡易説明」の解説

噛み砕いて言えば帳簿右側貸方)に資本金借入収入などの「資金出所」を記載し左側借方)に投資機材仕入れなど)、貸付出費などの「資金用途所在」を記載するということである。 例えば、ある会社銀行口座100万円が振り込まれたとする。この場合、この100万円の所在銀行口座である。そしてこの資金出所オーナー出資取引先からの借入などが考えられる。この場合左側銀行口座100万円が書き加えられ右側にも100万円が資本金、あるいは取引先借入金として書き入れられる。 仮に○×銀行から100万円を借り入れたとする。この場合帳簿左側100万円の預金記載され帳簿右側100万円の借金記載される。 さらにこの100万円を使って商品仕入れたとする。この場合右側記載されている○×銀行借金変わらないが、左側記載されている銀行預金100万円は消滅し、これが100万分の仕入品に入れ替わる。 さらにこの仕入品が120万円売れたとする。この場合100万円の仕入れ品が消滅し代わりに120万円現金左側記載される。この場合右側100万円の借金との不均等生じるがこれは右側20万円利益書き込むことで、不均衡消滅する同じよう銀行借金金利10万円であるとする。10万円の金利20万円利益から引かれ利益10万目減りする。この場合左側120万円現金は換わらない右側○×銀行借金100万円の元金10万円の利子合計の110万円増え20万円利益10万円に目減りする。 ここで留意しなければならないのは左側帳簿合計右側帳簿合計が常に同額であるということである。ある会社が5億円のと5億円の社債発行した場合右側に5億円の出資金と5億円の借金記載され左側には10億円分の現金土地工場設備仕入品が記載される。ここで会社儲かっていればその利益の分だけ両側の合計増加し逆に会社が損を出している場合社債額面値段かかわらず銀行出資者投資目減りしていることになる。このように複式簿記においては帳簿右側左側合計が常に一致するように記載される。 これは複式簿記会計基礎として貸借平均の原理よるものである。

※この「記載の簡易説明」の解説は、「複式簿記」の解説の一部です。
「記載の簡易説明」を含む「複式簿記」の記事については、「複式簿記」の概要を参照ください。

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