西日本車体工業・富士重工業製車体
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/05/03 00:26 UTC 版)
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西日本車体工業製の車体を架装した車両は、九州のバス事業者や阪急バスを中心に多数存在する。 西日本車体工業製の車体を架装したMS725Sには、車体の前後を切り詰め、S尺でありながら全長11.5mの車両(同型式の本来の車両長は11.99m)が多数存在した。改造車扱いで、主に同社のS型車体架装車である。 富士重工業製の車体を架装した車輛も、国鉄バス発注の車両(国鉄専用型式もその例である)をはじめとして数社が導入しているが、西工車体と比べて少数派である。 西日本車体工業製 西工SD-II(58MC)U-MS729S西日本鉄道 西工C-II(58MC)P-MS725S西日本鉄道 西工S(58MC)P-MS725S西日本鉄道 西工S(58MC)P-MS725S改西日本鉄道 富士重工業製 富士重工R3P-MS715S関東鉄道 富士重工R3PP-MS725Sケイエム観光バス 富士重工HD1P-MS725S千葉中央バス 富士重工HD1U-MS726S美鉄バス 富士重工7HDU-MS726S井笠鉄道
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三菱ふそうの純正ボディは、前記のとおり三菱自工(1998年まで)とMBM→MFBMが担当するが、西日本鉄道をはじめ九州・中国・関西地方では西日本車体工業(西工)による架装が多く見られる。1992年10月、純正ボディと同時期にフルモデルチェンジしたネオロイヤルC/SD型のほか、比較的運行距離の短い中距離都市間路線にはS型も架装された。特にC/SD型はスペースをなるべく広く取る工夫がなされており、夜行都市間高速バス用としては最適である。 SD型のうちSD-II型は三菱ふそう専用(ネオロイヤルになり日産ディーゼル・スペースウィングに2軸スーパーハイデッカーモデルが追加されてからは日産ディーゼル向けも製造)で、高出力なMS729Sの後継モデルであるU-MS821P/KC-MS822P/KL-MS86MP(Q3)と組み合わされる。なお、九州内の昼行長距離都市間路線(フェニックス号・桜島号)用には、ハイデッカーにセグメントされるSD-I型が採用された。 ちなみに西工架装車には、ECS(SD-IIなど高出力車を除く)を省略した車両が多数存在する。 富士重工業製は既に少数派であったが、1998年には日野自動車とともにバス車体の架装は中止された。西工製についても2005年秋以降は同社へのシャーシ供給を停止しており、これまでSD-IIボディを採用してきた西日本鉄道や阪急バスにも純正ボディの夜行バスが採用されるようになった。 西日本車体工業製 西工SD-II (92MC)U-MS821P西日本鉄道 西工S型 (90MC)KC-MS829P大分交通 西工SD-I (02MC)KL-MS86MP亀の井バス 西工S型 (90MC)KL-MS86MP亀の井バス 西工C-I (98MC)KL-MS86MP大阪空港交通 富士重工業製 富士重7HDU-MS826Pあさひ交通 富士重7HDKC-MS829P秋北バス 富士重7HDKC-MS829P東京ベイサービス
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