西予市城川地区でのどろんこ祭りとは? わかりやすく解説

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西予市城川地区でのどろんこ祭り(愛媛県)

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2020/11/06 21:21 UTC 版)

どろんこ祭り」の記事における「西予市城川地区でのどろんこ祭り(愛媛県)」の解説

愛媛県南部西予市にて行われる田植え休みユニークな祭り。奥伊予奇祭御田植祭りおんだまつり)とも呼ばれる2000年平成12年)に愛媛県無形民俗文化財指定されている。例年7月第1日曜日実施2010年平成22年)は口蹄疫余波名物代かき主役の牛の確保が困難とのことで、開催中止された。 2017年12月来年休止発表理由担い手や牛確保の困難である。 1881年明治14年)頃から、現在の西予市城川町土居にある三嶋神社お田植え祭りとして行われていたものを、村おこし目的もあって、盛大に行われている。もともと、五穀豊穣無病息災を神に祈るとともに田植え無事に終わった喜び分かち合い農作業労をねぎらう行事であったといわれるハプニング動きのある祭りであり、シャッターチャンスを狙うカメラマン多数訪れる。写真コンテスト開催される普段のどかな山村であるが、この日は5000余り訪れにぎやかな一日となる。 祭りは、三嶋神社脇の神田行われ田植順番に従って、牛による代かきから始まりあぜ豆植えさんばいおろし早乙女踊りお田植え順番となっている。以下、それぞれ述べる。 代かき 機械化が進み牛による代かき、それも何頭もが揃って代かきは大変珍しく、7頭あまりの牛が張った水田横一線並んで歩む様は勇壮である。農家このために牛を肥育し祭り前にはきちんと並び歩む為に牛のトレーニングに励むほどである(なかなか揃わないが、揃った様は見事)。かつては10頭以上の牛が登場していたこともある。 あぜ豆植え 4人の男が、代かき終わった田でたいまつ払いあぜ豆植え仕草面白おかしく演じていくが、やがて互いに突き飛ばしたり、投げ合ったりとドタバタ劇となる。時にはお巡りさん役の飛び入りがあったり、観客演じる人の知人など)が連れ込まれるハプニングも。どろんこ祭り呼ばれるゆえんである。 さんばいおろし 豊作を願う神事天狗の面ダイバンという役が、神事興味示し、やがておどけて神官の邪魔をし、神田突き落としたりしていく。 早乙女踊りお田植え 着飾った女児が行う。

※この「西予市城川地区でのどろんこ祭り(愛媛県)」の解説は、「どろんこ祭り」の解説の一部です。
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