製造化学科
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/01/08 15:13 UTC 版)
「大阪府立南大阪高等職業技術専門校」の記事における「製造化学科」の解説
毒物劇物取扱責任者や品質管理検定(2級)などの資格取得をめざす化学系エンジニアの育成を行っている。化学系エンジニアは「化学工業」においてさまざまな化学反応を利用して製品の製造や成分の分析を行っている。化学製品の安全性と品質管理に貢献できる技術の取得によって、より一層活躍の場が広がるものと期待される職種である。なお、同科は西日本の職業訓練施設で唯一設けられている化学系の訓練科目である。 令和3年4月より「製造化学科」は「化学ビジネス科」へリニューアルし、化学物質の取扱技術や測定技術など現代社会が求める「化学の力」の習得に加え、新たに、働く者にとって必須のワープロや表計算等の「PCスキル」や「ビジネスマナー」に関連する資格取得を訓練に取り入れることとなった。将来、化学系企業において技術部門から事務及び営業・販売部門まで幅広く活躍できる人材の育成をめざしている。 また、リニューアルによって、乙種危険物取扱者(第1・3・4・5類)、ビジネス実務マナー検定(2級)、日本語ワープロ検定試験、情報処理技能検定試験の資格取得をめざすこととなる。 現在、大阪府域の化学系企業は全国トップクラスの事業所数及び従業員数を誇っており、加えて、食品、化粧品、薬品など多くの製品には、原材料の選定から製造・品質管理に至るまで最新の「化学の力」が活かされている。こうした状況から「化学ビジネス科」を修了する者にとって、府域への求職活動はより優位になるものと期待されている。 定員:30名 訓練期間:1年 入校要件:18歳以上の求職者
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