装幀およびマーク
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2022/03/18 14:10 UTC 版)
装幀は、建築家の白井晟一が担当。本体・カバーは共に、創刊当時から深緑色と白色が基調となっている。1989年(平成元年)10月にビニールカバーから表紙カバーに変更された。背表紙などに用いられている、緑地に白抜きで「RC」と書かれた中公新書のマークは、「中央公論」の英語名CentralReviewの頭文字からとられている。マークは安野光雅により、現在までに2度デザインが更新されている。1度目は創刊20周年にあたる1982年(昭和57年)11月に発表された、グーテンベルク印刷をイメージさせるもの、2度目は通巻2,000点を達成した2009年(平成21年)5月に発表された、不思議な動物をイメージさせるデザインのものである。 安野デザインは、書籍の帯や広告、公式ツイッターの壁紙などに使われているが、新書の背表紙に使用されているマークは創刊当時から変更されておらず、現在も当初のマークが使用されている。重版時の表記は、一般的には重版されれば奥付に「初版第2刷」と表記されるが、中公新書の場合「刷」という表記は用いず、重版が続くと「重版」「3版」「4版」…と表記されていく。
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