装幀者
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』 (2021/11/03 07:53 UTC 版)
忽那吉之助(1号-10号、15号-19号) - 6種類 本庄俊一(11号-14号) - 1種類 清水蓼作(清水芳夫)(20号-22号、27号-28号) - 2種類 吉田謙吉(23号-26号) - 1種類(望遠鏡の絵)川端康成の『伊豆の踊子』の装幀者。梶井基次郎が湯ヶ島で『伊豆の踊子』の校正を手伝い、その地で川端を通じて知り合ったのが縁で、『青空』の装幀を担当。夜、吉田の望遠鏡を梶井がよく覗いていたことから、望遠鏡の絵となった。両手で構えた望遠鏡のレンズに、小さなスケッチが描き込まれていて、23号には伊豆山温泉で採集した庭石の上に置かれた下駄、24号には越後三条町で見た洗濯物、25号には京橋築地河岸採集の魚箱と網に干されたシャツともんぺが写っている図案になっている。
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