蜜源植物

デジタル大辞泉

みつげん‐しょくぶつ【蜜源植物】

読み方：みつげんしょくぶつ

ミツバチに蜜をとらせるのに適する植物。レンゲソウ・クローバー・ソバ・アブラナ・ミカン・トチノキなど。

園芸用語辞典

蜜源植物

蜜を分泌する植物。ミツバチに蜜をとらせるのに適した植物。レンゲソウ、ミカン、ニセアカシア、トチノキなど。

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蜜源植物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2024/04/09 06:15 UTC 版)

Melilotus albus

蜜源植物（みつげんしょくぶつ）とは、ミツバチが蜂蜜を作るために花から蜜を集める植物である。

概要

ミツバチは多種多様な植物の花から、時には単一種の花から蜜および花粉を集めて食料として貯蔵・利用する。 あらゆる植物の花がミツバチに利用されるわけではなく、特に蜜が多く良質な蜂蜜をもたらす植物が養蜂家に知られており、蜜源植物の開花期・分布にあわせてミツバチを巣箱ごと大規模に移動させることもある。 人間が意識的に育てる蜜源植物の多くは緑肥、果樹、街路樹など多くの用途を持つ。

主な蜜源植物

• レンゲ
• レモンバーム
• ニセアカシア
• ミカン
• クローバー
• ソバ
• クリ
• ラベンダー
• コーヒーノキ
• ユリノキ
• トチノキ
• シナノキ
• カラスザンショウ

歴史

レモンバームの英語名Melissaとも関連している。

関連項目

• ミツバチ
• 蜂蜜
• ミツバチの餌
  • ジューンギャップ ‐ イギリスやアイルランドにおいて、6月頃に起きる蜜源供給不足。

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蜜源植物

出典: フリー百科事典『ウィキペディア（Wikipedia）』 (2022/03/28 06:06 UTC 版)

「クリ」の記事における「蜜源植物」の解説

クリは蜂蜜の蜜源植物としても重要である。かつて栗蜜は、色が黒くて、味は劣るとして売れず、ミツバチが越冬するための植物として使われていた。しかし、栗蜜には鉄分などのミネラル類が多く、味も個性的でよい評価に見直されて、ブルーチーズとよく合うと推奨されてイタリア産の栗蜜需要も増えている。

Wiktionary日本語版（日本語カテゴリ）

蜜源植物

出典:『Wiktionary』 (2021/08/15 07:59 UTC 版)

名詞

蜜 源 植 物 （蜜源＋植物　みつげんしょくぶつ）

1. 《植物学》　良質の蜜を多量に分泌することで蜜食動物^(wp)を引き寄せる植物。
   • • 蜜食動物 ：ハナバチ^(wp)、チョウ、ハチドリ^(wp)、コウモリなどが代表的。
2. 《植物学、養蜂等》　ハナバチ（花蜂）^(wp)が蜂蜜を作るために好んで花蜜を集めようとする植物。シャクナゲ類^(wp)がそうであるように、ハナバチにとっては有用でも人体には有毒で利用に適さない種類もある。
3. 《養蜂等》　（人間が利用する蜂蜜をハナバチに生産させる視点から、）ハナバチに花蜜を集めさせるのに適した植物。

関連語

• 蜜源

• 蜜源地
• 蜜源植物

• 花蜜（花の蜜）
• 蜜食（花蜜食）

• 蜜食動物（花蜜食動物）^(wp)

• はちどり（蜂鳥）^(wp)
• はなばち（花蜂）^(wp)

• 蜜蜂

• 蜂蜜
• 蜂蜜狩り、養蜂

出典

• 日本の主要蜜源植物 - 一般社団法人 日本養蜂協会
• 蜜源植物図鑑 - 八ケ岳南麓日本みつばちの会
• 養蜂の産物 - みつばち健康科学研究所